Cecil Taylor

フリー・ジャズにこの人あり、セシル・テイラーを取り上げましょう。
2013年第29回京都賞 思想・芸術部門を受賞していること、知ってますか。
現代音楽にも光を当てているようで稲盛財団が年ごとに信任する国内・海外の有識者からの推薦で選んでいる賞で、1989年にはジョン・ケージが受賞しています。 稲盛和夫氏が200億円相当の私財を投じて設立、尊敬です。

それでは早速、推薦盤を紹介します。

ContemporaryやBlue Noteといったメジャー・レーベルにもリーダ・アルバムを残していますが、やはり魅力はマイナー・レーベルにあります。

CecilTaylor_convert_20150102224403.jpg Indent(Q.C.H.)

セシル・テイラーが論じられるときに必ずといってよいほど山下洋輔が引き合いに出されますが、まったく異質だと思います。 

セシルの生ソロ・ステージで聴いた時は2時間ほど延々と響く単調な音に飽き飽きした記憶がある。 だがこの盤での演奏は一気に聴き通させる力がある。
本作は2nd Setと呼ばれるもの、因みに1st Setは未発表です。
同年(1973年)には”Akisakila”(Trio)、”Solo”(Trio)の2枚が日本で録音されていますが、ベストはこの盤かな!



CECIL_TAYLOR_convert_20150102235527.jpeg Spring Of Two Blue J's (Unit Core)

先に紹介した”Indent”と対を成す名盤で、これも1973年の録音です。
メンバーはCecil Taylor(p), Jimmy Lyons(as), Sirone(aka Norris Jones)(b), Andrew Cyrille(dr)。
一時はゴロゴロ見かけた盤ですが、最近はどうなのだろうか?



CecilTaylor2_convert_20150102235953.jpg Dark To Themselves (enja)

これはカルテットでの演奏。
セシル・テイラーといえば相棒は長らくジミー・ライオンズだったが、このアルトの良さは未だに理解できていません。
このアルバムのメンバーは、Cecil Taylor(p), Raphe Malik(tp), Jimmy Lyons(as), David S. Ware(ts), Marc Edwards(dr)、熱気がもの凄いです。
David S. Wareの紹介でも取り上げていますので、参考に!




続いてのお勧めがこれ。

ceciltaylor5_convert_20150103000534.jpg Second Act Of A(Shandar)

「Aの第二幕」、謎めいた題名にも惹かれた。
ジャズを聴き始めた頃、導いてくれた友人がこの盤が素晴しいと言っていたっけ!
当時はまったく理解できませんでしたが。

Vol.2, 3 は未だに未入手、探さなくては。




最後はジャケットでの推薦盤。

ceciltaylor4_convert_20150102231405.jpg Garden(hat Hut)

1980年に吹き込まれたhatARTからの1枚、 Cecil Taylor - Garden です。
秀逸なデザインです。
ウォーホールを想わせるし、100本あったら草間 彌生になる。




このシリーズ、次は誰にしようかな!
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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No title

過去に何回かコメントをさせていただいたbistlemoです。ご無沙汰です。
私もIndentは大好きです。同時期のソロアルバムSilent TonguesやAir Abobe Mountainsも痺れます。彼の生演奏に接したことは残念ながらありませんが、これらのアルバムを聴く限り、彼のソロ・パフォーマンスには、何も考えずに音の洪水に浸りきることができるという得がたい魅力を感じます。
一方tam.raさんが「良さが理解できない」とおっしゃるjimmy Lyonsですが、私は大好物で、何年か前にAyler Recordsから出た「オタク向け」5枚組ボックスセットには驚喜しました。反対に、David S. Wareの方は少し苦手です。まあこのあたりは完全に「相性」の問題ですね。
今年も楽しんで拝見させていただきます。どうぞよろしくお願いします。

Re: No title

bistlemoさん

おはようございます。

> 私もIndentは大好きです。同時期のソロアルバムSilent TonguesやAir Abobe Mountainsも痺れます。彼の生演奏に接したことは残念ながらありませんが、これらのアルバムを聴く限り、彼のソロ・パフォーマンスには、何も考えずに音の洪水に浸りきることができるという得がたい魅力を感じます。

そうですね。 作為がないというか、信念に従って音に出している感じがあり自然ですね。
だからどれを聴いても揺らがないのだと思います。
 
> 一方tam.raさんが「良さが理解できない」とおっしゃるjimmy Lyonsですが、私は大好物で、何年か前にAyler Recordsから出た「オタク向け」5枚組ボックスセットには驚喜しました。反対に、David S. Wareの方は少し苦手です。まあこのあたりは完全に「相性」の問題ですね。

そうですね。 でもあるときを境に急に好きになることが多々ありました。
昔は嫌いだったチェット・ベーカーやポール・デスモンド、今は大好き!
Jimmy Lyons、聴き直してみます。 5枚組には手が出そうにありませんが。

> 今年も楽しんで拝見させていただきます。どうぞよろしくお願いします。

こちらこそ、宜しくお願いします。
フリー・ジャズにコメントを頂くと心強いです。

No title

始めてコメントします。
テイラーは京都賞の受賞記念で一昨年の秋に草月ホールで
コンサートをやって、最後の機会かも?と思って聞きに行きました。
田中泯の舞踏とのコラボで、最初の三十分はテイラーも一緒に踊って
ひょっとしてこのままピアノを弾かなかったらどうしようと、
ハラハラして聞いたのを思い出します。

Cecil Taylor Nuits de la Fondation Maeghtは、
Jazz ViewというレーベルからCDが出てましたが、
盤起こしっぽいのが残念です。

Re: No title

joe さん

始めまして、セシルテイラーへのコメント、ありがとう御座います。

私が1974年にソロを見たときにも、最初踊っていました。
確か10分程度だったと思います。

田中泯はフリージャズと密に活動していますね。
昔ミルフォード・ グレイブスとのコラボレーションをTVで見て
感動を覚えたがあり、セシルとの共演も見てみたかったです。

フリージャズ、反応があるとは思っていなかったので嬉しいです。
引続きアップしていきますので、またコメント宜しくお願いします。
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2016年8月20日最終更新

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