Heard Rainer Ferguson

heardranierfergusonHeard Rainer Ferguson ★★★
Label: ITI Records JL003 LP
Date: Apr. 1983
Personnel: Tom Ranier(p,synth,reeds), John Heard(b), Sherman Ferguson(dr)
Music: No more Blues, Isfahan, Prisms, Limehouse Blues, Corner Pocket, Anthropology, If I Should Lose You, Mother and Child
Tag: other_group



3者対等のリーダを持たないアルバムだが、ピアノ・トリオとくれば目は自然とピアニストに向かう。
Tom Ranier、これだけの力量の持ち主、実力があっても一流になれない、これ世の常。 テレビや映画業界での仕事が多かったようで、その辺りも影響したのか。 Wikiによれば、Dave PikeやPete Christliebのグループでやっていたそうで、1997年にはContemporaryからリーダ・アルバム”In the Still of the Night”(未聴、本作を聴くと聴きたくなる)を出している。

堅実なベースとドラムをバックにした理想的なピアノ・トリオ、B面1曲目までは。
優しくスウィングするピアノ・スタイルが魅力的なTom Ranier、レッド・ガーランドに例えると分かってもらえそうな感じだ。(「エヴァンスの流れを組む」とは誰が書いたか、更に聴きもせずにコピーを載せるサイト、ケシカラン!)

B面残りの3曲、いけません。

パーカーの”Anthropology”では、中毒(薬ではなくて食)で呂律が回らなくなったアート・ペッパーが間違ってテナーを吹いてしまったような演奏、続く”If I Should Lose You”では気を取り直してクラに持ち替えているが個性が薄い。 最悪は最後の”Mother and Child”、何を思ったのかシンセサイザーを持ち出して...

中級名盤となることを自ら捨ててしまったような迷盤だ。

CDには3曲、”Tricitism”、”Tones for Joan's Bones”、”In Walked Bud”が追加されている。
ピアノ以外をカットすれば、素晴しいB級名盤だ。



【今日のぶつぶつ】
今年の庭農の植え付けが済んだ。
絹さや、ジャガイモ、サトイモ、大根、ゴーヤ。

あとは日除けに四角豆を蒔こうと種を買ってある。

毎年豊作を豪語しているが、家族の信頼を失って何年になるだろうか。
スポンサーサイト

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : other_group

コメントの投稿

非公開コメント

No title

このアルバム、わたしも持ってます。
・・そしてまたしても、ブックオフで買ったもんです(笑)。
一番有名なのは、ベースのジョン・ハードでしょうか。この人の名前を、1970年代の終わりにアトコからリリースされたパーカー・トリビュート作品『バート&バラッズ』で記憶していたことから、購買意欲の湧かないこのジャケットをブックオフで目にしたときも、拾うことができたのでした。

仰るとおり、私も本盤を聴くまでこのピアニストは知りませんでした。本体はもう郷里の物置に放り込んだままになっていますが、当時気に入っていた「Tricitism」は今もiTunesに入っていて、時々聴きたくなります。

仰るとおり、全くエヴァンスっぽくないですよね。私はトミフラっぽいなという印象を持っています。エヴァンスの人気が一際高いのは分かるのですが、国内版は安直にエヴァンスの言辞を濫発しすぎだと思います。本当は仙川なのに成城を名乗ってるマンションみたいな。私も、もの凄く広い教養を感じさせるヴァーサイタルなピアニストだと思うんですけど、全方位的にソツがない一方、突き抜ける何かが足りなかったんでしょうかね・・。

Re: No title

ぷーれんさん、おはようございます。

> このアルバム、わたしも持ってます。
> ・・そしてまたしても、ブックオフで買ったもんです(笑)。

ブックオフ、お買い得が転がっていましたね。
私も昔、お宝盤(私的な)を何枚か買いました。

> 一番有名なのは、ベースのジョン・ハードでしょうか。

そうですね、メンバーに知っている人が入っているとか、好きなスタンダードが入っていることで購入に繋がりますね。 最近は、あまりにも多くのミュージシャンのCDが出ているので、雰囲気買いで失敗が多いです。

> 仰るとおり、全くエヴァンスっぽくないですよね。私はトミフラっぽいなという印象を持っています。

何でもエバンス、パウエル、人のことを言える立場にはありませんが、もう少し聴いてから発言して欲しい記事が多いのも困ったことです。 トミフラは未だにイメージをつかめずです。

コメント、ありがとうです。
ジャズを聴いて110年

tam.ra


- tam.ra profile -
- sun.ra page -
- My Home Page -
2016年8月20日最終更新

ブログ内検索
最近こんなの買いました
皆様からのご意見
月別アーカイブ
08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03 
何人来てくれたかな
今何時?
投稿カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
投稿記事の分類
楽器別分類
ブログ友達
最後に Push !
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ 人気ブログランキングへ blogram投票ボタン