Red Holloway

Red HollowayHittin' the Road Again ★★★
Label: Jam 014 LP
Date: 1980
Personnel: Red Holloway(ts,as,bs,vo), Richard Reid(b), Dwight Dickerson(p,Fender), Jimmy Smith(dr), Gerryck King(dr), Johnnie Shuggie Otis(gu)
Music: No Tears (Over You), Sylvia Is Her Name, Russel Square, Swifty (aka Stacos), Music For Making Love, Hittin' The Road Again
Tag: brass_tenor


レッド・フォロウェイにはぼやっとしたイメージしか持っていなかった。 何故だろう、フォロウェイのディスコグラフィを調べるとこんな感じだ。

1963年から1965年にかけて4枚のリーダー・アルバムをPrestigeに吹き込んでいるがどれも地味な作品、次のリーダ作品は1980年代となってからだ。 この間、ロスにあったParisian Roomで音楽監督、出演者の調整役を本業としており、演奏活動からは遠ざかっていた。 リーダ作以外ではJack McDuff、Gene Ammonsのアルバムに数多く参加している。

そんなわけで、このレコードには期待を持っていなかったが、外れた。
なかなか良いのだ。 そしてこのレコードを聴いてフォロウェイがはっきり見えた。

全6曲中5曲がフォロウェイの作、コンポーザーとしての能力も傑出している。

オープニング”No Tears (Over You)”は1963年の作品。 Jack McDuff、Gene Ammonsとの相性が分かるフォロウェイのテナー、そこに絡むDwight Dickersonのクニャクニャ フェンダーが面白い。
続く”Sylvia Is Her Name”はギターのOtisがフィーチャーされた曲で、フォロウェイは歌とバリトン(オーバーダブ)で参加、渋いブルースでギターが完全にブルースだ。
3曲目”Russel Square”ではアルトで飛ばす。 Sonny Stittとやっていた時には、フォロウェイがアルトに回っていたそうだ。 Stittのアルト(Stittはアルトでスタートしたがパーカーソックリさんを嫌ってパーカー存命中はテナーに専念したとか)を聴いているような感じだ。

B面1曲目”Swifty”(Stacosの曲名でも知られている)は唯一Redの作品ではなく、長らくParisian Roomでピアニストを務めていたArt Hilleryの作品、ここでは再びテナー、この曲ではDwight DickersonのピアノとRichard Reidのぶっ叩きベースが素晴しい。
そして”Music For Making Love”は一転ムーディーなテナー、フォロウェイによるとポルノ絡みの音楽とか、こんな仕事でも自分を貫く意識を忘れなかったと言っており、感じが出た良い曲に仕上がっている。 エロチックなテナーとエレピの雰囲気と書かれているが、エレピの爽やかな感じが面白い。
最後6曲目”Hittin' The Road Again”は再びブルース調の曲でテナーを演奏。 1948年に初めてのRoosevert Sykes(知らない)との巡業ではブルースにどっぷり浸かっていたそうで、出自が現れた曲。

フォロウェイは、素晴しいミュージシャンだ。

残念だが評価されることなく2012年に亡くなっている。



【今日のぶつぶつ】
お彼岸、送別会、偲ぶ会、学友の集まり、年度の変り目は何かと忙しい。
そんな中、今日も4時間ほど練習に励んだ。
入れ込んでいる。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : brass_tenor

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2016年8月20日最終更新

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