土取利行
Ajagara ★★★★
Label: D.Y.M. 003 LP
Date: Jul. 4 1980 & Nov. 18 1978
Personnel: 土取 利行
Music: DRUMYTHM1~6
Tag: perc_drums
年初めから縁起が良い。
数十年前の「ジャズ批評」に掲載されていたジャケット写真を覚えていた。(こういうことだけは忘れない) そうでなければ見逃していたに違いない一枚だ。
土取利行、どれだけの人が知っているだろうか。
1970年代、日本のフリー・ジャズがピークを迎えていた時、近藤等則、阿部薫、高木元輝、沖至、豊住芳三郎、...その中の一人として輝いていた。 同じフリー・ジャズでも山下洋輔をリーダとした森山威男、坂田明といった面々とは違っていた。
間章、ミルフォード・ブレイブス、桃山晴衣、この3人との出会いが土取りのその後の足跡に決定的な影響を与えている。 ある意味で幸せな人だ。
このアルバムは丸々ドラム・ソロ、これができるのは土取とミルフォード・グレイブスの二人だけ。
マックス・ローチが来日したときに20分程度の曲をソロで披露したが、超退屈だった覚えがある。
ミルフォードは言う。
「生きるためには、良い栄養が必要だ。
五感にバランス良く栄養を摂らせる必要がある。
耳からは良い音楽を摂らせることだ」
と。
土取利行の音楽世界をご覧下さい。
【今日のぶつぶつ】
月一回の通院帰りに地元中古レコード店に。
普段はほとんど会話することのないご主人、珍しく話しかけてきた。
「実は今月一杯で店を閉じることにしたんですよ。
新年早々の閉店も気が引けたので来週からセールをやるつもりです。
お安くしますので気に入ったものがあれば持っていって下さい。」
「家族のこと、店のこと、お客さんのこと、この5年ほど迷っていたのですが、
何より気力が失せました。 今年で39年、あと1年頑張りたかったのですが。」
寂しそうだった。
Label: D.Y.M. 003 LP
Date: Jul. 4 1980 & Nov. 18 1978
Personnel: 土取 利行
Music: DRUMYTHM1~6
Tag: perc_drums
年初めから縁起が良い。
数十年前の「ジャズ批評」に掲載されていたジャケット写真を覚えていた。(こういうことだけは忘れない) そうでなければ見逃していたに違いない一枚だ。
土取利行、どれだけの人が知っているだろうか。
1970年代、日本のフリー・ジャズがピークを迎えていた時、近藤等則、阿部薫、高木元輝、沖至、豊住芳三郎、...その中の一人として輝いていた。 同じフリー・ジャズでも山下洋輔をリーダとした森山威男、坂田明といった面々とは違っていた。
間章、ミルフォード・ブレイブス、桃山晴衣、この3人との出会いが土取りのその後の足跡に決定的な影響を与えている。 ある意味で幸せな人だ。
このアルバムは丸々ドラム・ソロ、これができるのは土取とミルフォード・グレイブスの二人だけ。
マックス・ローチが来日したときに20分程度の曲をソロで披露したが、超退屈だった覚えがある。
ミルフォードは言う。
「生きるためには、良い栄養が必要だ。
五感にバランス良く栄養を摂らせる必要がある。
耳からは良い音楽を摂らせることだ」
と。
土取利行の音楽世界をご覧下さい。
【今日のぶつぶつ】
月一回の通院帰りに地元中古レコード店に。
普段はほとんど会話することのないご主人、珍しく話しかけてきた。
「実は今月一杯で店を閉じることにしたんですよ。
新年早々の閉店も気が引けたので来週からセールをやるつもりです。
お安くしますので気に入ったものがあれば持っていって下さい。」
「家族のこと、店のこと、お客さんのこと、この5年ほど迷っていたのですが、
何より気力が失せました。 今年で39年、あと1年頑張りたかったのですが。」
寂しそうだった。
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