Eddie Heywood

Eddie HeywoodFeaturing Eddie Heywood ★★★★
Label: CORAL CRL 57095 LP
Tag: kb_piano


エディ・ヘイウッドに辿り着くのに、ジャズを聴き始め30年を越える月日を要した。
コルトレーン、アイラー、シェップらの音に晒され育った者にとって1940年代のジャズにはなかなか辿り着かないものなのだ。

エディ・ヘイウッドについては、本ブログでもう一枚紹介していますので、そちらを参照下さい。

このレコード、ライナーによると1943年から1947年の録音で、Signatureレーベルから出された幾つかのセッションをLPに纏めて再発したものだそうだ。(この5年間がエディのピークだった)

A1: How High the Moon
A5: Penthouse Serenade
B6: Them There Eyes
Eddie Heywood(p), Ray Nonce(vl,tp), Aaron Sachs(cl), Don Byas(ts), John Simmons(b), Shelly Mann(dr)
シェリー・マンはこの録音当時はまだアメリカ沿岸警備隊の隊員だったそうで、この後にケントン、ハーマン、ショーティらに見出され有名になっていった。 また”How High the Moon”はこの時期やっとスタンダート・ジャズとして演奏されるようになったそうだ。
もう一人、レイ・ナンスは聴いて欲しい。 バイオリンとトランペット、この両刀使いは信じられないのだが、両楽器とも一流の演奏ができ、本アルバムでもトランペットの切れ味はドナルド・バード並みだ。

A2: Moonglow
A4: Tea for Two
B4: Steps Steps Down
B5: Steps Steps Up
Eddie Heywood(p), Barney Bigard(cl), Shelly Mann(dr)

当時クラリネットは花形楽器、バーニーはデューク・エリントン、ルイ・アームストロングのバンドに加わって活躍していたとのことだ。

A3: Night and Day
A6: On the Sunny Side Side of Street
B1: Time on My Hands
Johnny Hodges(as), Eddie Heywood(p), Shelly Mann(dr)

シェリー・マンが、ズンチャン・ズンチャンとリズムを刻んでおり、優雅な気分になれる。
ホッジスのアルトは優しく耳に入る。

B2: The Man I Love
B3: Get happy
Coleman Hawkins(ts), Eddie Heywood(p), Oscar Pettiford(b), Shelly Mann(dr)

オスカー・ぺティフォードのベース・ソロが息遣いが入り混じって凄い力演だ。
ホーキンスも太い音を出している。 このバンドはSwing Fourと名付けられ活躍していた。

それにしてもホーキンス、ホッジス、バイアス、凄いサックス奏者が並んだものだ。
シェリー・マンのスタート地点がこんな所にあったとは、知りませんでした。



【今日のぶつぶつ】
大震災、原発放射能、この先を考えても不景気、失業者増加、政治の無策、暗くなる。
被災された方々には申し訳ないのですが、「人生思い切りに愉しまないといけない」、
何故かそんな気持になる。 やけっぱちかな?
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : kb_piano

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No title

tam.raさん、こんにちは。

この方、なんと Oscar Peterson 絡みで Canadian Sunset の曲をリサーチしている時に Hugo Winterhalter の RCA Records (結構よく聴かれるヴァージョン)での録音でピアノを弾いていたのですね。それまで全然知りませんでした。

Begin the Beguine を聴きましたが、なかなか面白いスタイルですね。でも Soft Summer Breeze はちょっと感じが違った気がしました。

ここに挙げておられる盤は選曲も馴染み深いものばかりで、しかもメンバーも色どりみどりで楽しそうな盤ですね。

No title

tam.raさん
>人生思い切りに愉しまないといけない・・やけっぱちかな・・・

いいえ、ホントそう思いますね。
自然の脅威はすさまじい。
人間様の想像・計算をもはるかに超えて社会や文明をも破壊しかねない。
西洋人的な自然に対抗して創造する社会じゃなくて、アジア人的な自然と共創する社会のほうがいいような気がします。自然災害の多い日本ですから・・・
人の心もまたしかり。
自然体に欲するものを求めて一度きりの人生を愉しまないと、何のために生きてるのかわかりませんよね。私は自然体に好きなことして生きていきます。ハイ

Re: No title

まん丸クミさん、こんばんは

> この方、なんと Oscar Peterson 絡みで Canadian Sunset の曲をリサーチしている時に Hugo Winterhalter の RCA Records (結構よく聴かれるヴァージョン)での録音でピアノを弾いていたのですね。それまで全然知りませんでした。

1940年代は相当に活躍していたようですね。

> Begin the Beguine を聴きましたが、なかなか面白いスタイルですね。でも Soft Summer Breeze はちょっと感じが違った気がしました。

この2曲、1940年代後半に手が麻痺して、その前後の演奏ではないかと思います。
1950年代にはスタイルが大きく変化したようです。

話は変わりますが、東京はすっかり春、
庭では水仙が一斉に花開き、桜のつぼみのあと僅かで開きそうです。
元気にいきます。

Re: No title

isshyさん、こんばんは

ご意見、まったく賛成です。
と云いながら自然体ほど難しいものはない。
自分に正直に、難しい。

ウジウジしているtam.raです。
ジャズを聴いて110年

tam.ra


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2016年8月20日最終更新

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