Mr. Dorgon

dorgon99_convert_20150831195433.jpgDorgon IIII ★★★
Label: Jumbo records CD
Date: 1998
Personnel: Dorgon (C-melody saxophone, tamburas), Rufus Capadocia, Martha Colby, Katherine Bent (cello), Sam Ulano (drums) & Reuben Radding (bass)
Music: String Quartet, Graphic #1, Study #2, Hardcore (Brooklyn), For JA
Tag: other_other


正体不明のMr. Dorgon、本名Gordon Knauerという。
フリー、いやノイズ・ミュージックをずっとやっている。

ボブ ゴードンのMeet Mr.Gordon(Pacific)とは全く関係ない。

ダンボールを四角く切り"DORGON"の印を押しチョークで縦に4本黄色い線を引いただけのジャケット、ドルゴンのCDはいつもこんな具合だ。
内容はというと、
1曲目:3本のセロと1本のベースによるカルテット、延々とリズムもメロディーもない音の連続、これは音楽か?単なるノイズか? そんな演奏が10分以上続く。
2曲目:セロのソロ、よく分からない。
3曲目:セロのソロ、よく分からない。
4曲目:やっとMr.Dorgonの登場、盛り上がるでもなく盛り下がるでもないドラムとのDOU、何となく終わる。
5曲目:Mr.Dorgonによるインド楽器タンブーラの演奏、これも高低差なく延々と(20分近く?)同じメロディーが繰り返される。 聴いていると心が同調しゆらゆら揺れ始めた。 これはヤバイ! 

Mr. Dorgon: Genius Or Charlatan?(ゴードンは天才か山師か?)、こんなMr.DorgonのCDを3枚も所有しているtam.raは似非ジャズ師か? 音楽に線引きしてここまでがジャズ、この先はジャズじゃあない、なんて誰にも言えない。 例えば、マリア・シュナイダーの最新作”Thompson Fields”はジャズと感じなかったが、シャーロット・ケイト・フォックス(NHK朝ドラの)の”WABI SABI”には強烈なジャズを感じた。 そんなもんだ。



【今日のぶつぶつ】
短い夏休みも今日で終わり、明日からサラリーマン生活に復帰、
子供が9月の新学期を憂鬱に思う心が良く分かる。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : other_other

Joe LoCascio

JoeLaCascio_convert_20150827191839.jpgSleepless ★★★
Label: Pausa PR 7200 LP
Date: Dec. 1985
Personnel: Joe LoCascio (p, syn), Chet Baker (tp), Tom McClaren (b), George Weimmer (dr, perc), Alonzo Alonzo (perc), Terri Meason (vo)
Music: Old And Lost Rivers, Sleepless, Falling Up, For Amanda, Bayou Song, Nicholas, Nuclear Phrasing
Tag: kb_piano


一度手放したレコードを再購入するケースは時々ありますが、この盤も確かその1枚、何で手放したかは覚えていません。
このアルバムの価値を高めているのは何と言ってもチェット・ベーカーの参加でしょう。
チェットがクリスマス・ホリデーをテキサスで過ごしてたときに地元のローカル・ミュージシャンと録音したとのこと。 ここでのチェットに暗い影は全く見られず、明るく伸びやかな演奏が聴けます。 

どうしてもチェットに話が傾いてしまいますが、Joe LoCascioのピアノも後年のブレークを予感させるものがあります。 当時は全く無名のミュージシャンでしたが、後年センスのよいピアノ・アルバムをリリースしちょっとは名の知れた存在となりました。(以下は勝手に選んだ代表作)

* Silent Motion (Tafford) [1994]
* A Charmed Life (Tafford) [1997]
* Close to So Far (Heart Music) [2002]

本作はジョーにとっての1stアルバム、ピアノの他にシンセを演奏しフュージョンっぽい軽めの内容となっています。 

この記事を書くにあたりChet Bakerのジャケット写真付きディスコグラフィーを見つけました。 参考まで、



【今日のぶつぶつ】
雨の上高地に行ってきました。
バスの運ちゃん、
「今日は一日雨、晴れた日にまた来て下さい」
帰りのバスなら分かるが、到着するなりこのアナウンス...

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : kb_piano

山下 洋輔

yamashita_convert_20150822195625.jpg"Wind Of The Age" ★★★
Label: Verve POCJ-1396 CD
Date: Aug. 13-15 1997
Personnel: 山下 洋輔(p), Cecil McBee(b), Pheeroan AkLaff(dr), Ravi Coltrane (ts,ss)
Music: For David's Sake, 10th Theme, J.G. Bird, Double Sides, Fuga de la Liberation, Brick Busters, My One And Only Love, My Favorite Thing
Tag: kb_piano


故セシル・テーラーの向こうを張ってフリー・ジャズ・ピアノを引張っていた山下洋輔だが、その本質は全く異にしていた。
山下のピアノには出汁の味が付いていた。 醤油の坂田に味噌の森山、素晴しい和ジャズ・トリオだった。

その山下がベースにセシル・マクビー、ドラムにフェーロン アクラフという強力メンバーと組んだニューヨーク・トリオ、このグループは1988年に結成されたとか、全然知りませんでした。 アルバムとしては、このトリオにラビ・コルトレーンを入れたカルテット編成だ。

まずはメンバー紹介から、
セシル・マクビー..... India Navigationから発表した”Alternate Spaces”が代表作、この人セシルマクビー事件で一般の人にも有名となった。 
フェーロン アクラフ..... Oliver Lake、Henry Threadgill、Jay Hoggardといった人達とやっていたが、何と言っても「エアー」での活躍が一番、「エアー」の初代ドラマーのスティーヴ・マッコールから引継ぎ「ニュー・エアー」となり、「エアー」時代に引けを取らない名盤を残した。(tam.raご贔屓のドラマーです)
ラビ・コルトレーン.....言わずと知れたジョン・コルトレーンの息子、「親子鷹」とまではいかないが、「鯉が鮒を生んだ」くらいの活躍はしている。

山下のアルバムを最後に買ったのは30年ほど昔のことか、このトリオの山下に昔のイメージはほとんど無い、正攻法にスウィングしていのだ。 ”My One Only Love”そして”My Favorite Things”という2曲がラビのために収録されている。 こういう山下のピアノは昔は聴けなかった。 同じ曲を30年前に演奏していたら、多分ヒネリを加えフリーに走っていたに違いない。 枯れたというか大人になったのかな。

やはり森山、中村、坂田といった人達との山下が好きかな!



【今日のぶつぶつ】
7億円ジャンボ、外れ

当った~たッ~ツツツで書きたいな!



テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : kb_piano

Jackie McLean

jackiemclean2_convert_20150815225717.jpgDemon's Dance ★★★★
Label: Blue Note BST 84345 LP
Date: Dec. 22 1967
Personnel: Jackie McLean (as), Woody Shaw (tp,fl-h), LaMont Johnson (p), Scott Holt (b), Jack DeJohnette (dr)
Music: Demon's Dance, Toyland, Boo Ann's Grind, Sweet Love of Mine, Floogeh, Message from Trane
Tag: brass_alto


毎週5枚程度のLPあるいはCDを購入し続けている。
今週を収穫を一覧すると、
* Howard Riely ANGLE(CBS)
 オリジナルは昔高くて手が出なかったが安値につられ購入。 Howard Rielyは欧州の佐藤允彦だ。
* Barney Wilen Quintet(Jazztone)
 Fresh Sound盤、バルネはいつ聴いても素晴しい。
* Fred Raulston Open Stream(Inner City)
 初聴きのバイブ操作者、真面目なハードバップ、みっけもの!
* Introducing Bobby Pierce(Cobble Stone)
 MUSE盤からオリジナルへの買換え。
* Charles Tyler At WKCR Studios NY 12-8-74(Private)
 99枚限定とかで購入、ESPデビューのチャールス・タイラー。

土日に3枚ほどを聴く。 残りの2枚ほどが未聴のまま棚に収められず平積みとなっていく。 昔購入した名盤の数々はというと、何年いや何十年も聴かれることのないまま棚にひっそり眠っている。

これはまずい!
そんな訳で今回は、既購入盤の中から1枚。
アルト・サックスを始めたこともありジャッキー・マクリーンを選んだ。
先生からアーティキュレーションをしっかり付けてと度々指摘されるが、頭に「アーティキュレーション」が過ぎると途端に指が縺れ楽譜は飛びヨレヨレになる。 「いつになったらマクリーンのように」と思い続けて1年半、無理か、当たり前。

自分のことより、マクリーンはどうした...と怒られそうだが、マクリーンはマクリーンだ。
一音聴いた途端にマクリーンと分かるマクリーン節があるのだ。
この時代のミュージシャンは皆自分だけのものがあったよね。
だから面白かった。

Blue Noteのマクリーンはどの1枚を選んでも間違えない。
この盤もWoody Shawの溌剌としたトランペット、Jack DeJohnetteの煽りドラムが高揚感を掻き立てている。

そうだ、今度「レフト・アローン」演奏してみよう。
アルト・サックスの定番だ。
アーティキュレーションをしっかり付けて!
「お前のことはどうでもいいって言っただろ」と怒りの声が...

もっと知りたい方は、こちらへ(Wikipedia)どうぞ。



【今日のぶつぶつ】
ぶつぶつ
ぶつぶつぶつ
暑い

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ジャンル : 音楽

tag : brass_alto

Don Cherry

フリー・ジャズ・シリーズ、
オーネット・コールマンに認められデビューしたドン・チェリーの登場です。

doncherry1_convert_20150809170419.jpg Where Is Brooklyn?(Blue Note)

ブルー・ノート盤から紹介するのが常套でしょう。
1965年から1966年に掛け次の3枚をリリースしています。
Complete Communication(BLP 4226)
Symphony For Improvisers(BLP 4247)
Where Is Brooklyn?(BST 84311)

この中でのベストはやっぱりこの『ブリックリンはどこだ?』でしょう。 異論なし!




doncherry9_convert_20150809171527.jpg "Mu" First Part(BYG)

2枚目はエド・ブラックウェルとのDUOアルバム、エドのポンポコ・ドラムがなんとも言えないユニークさ、こんなドラマー二度と現れないでしょう。 未だにSecond Partが手に入らず。(日本盤はゴロゴロしているのにBYGオリジナルがない)




doncherry11_convert_20150809171554.jpg Relativity Suite(JOAC)

ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ・アソシエーション(JCOA)からのリリース、チャーリー・ヘイデンの仲立ちでカーラ・ブレイに繋がった。

これも素晴しい!



doncherry2_convert_20150809170456.jpg Eternal Rhythm(MPS)

言わずと知れたフリー・ジャズの名盤
Albert Mangelsdorff、Eje Thelin 、Karl Berger 、Joachim Kühn 、Arild Andersen といった欧州の名手がずらり、不思議なのがギターにSonny Sharrockが名を連ねていること、不思議だ。 どれ程の練習時間があったのか分からないがチェリーのリーダーシップは見事の一言だ。




続いてのお勧めがこれ。




doncherry_convert_20150809170310.jpg Actions(wergo)

Peter Brotzmann、Willem Breuker、Paul Rutherford、Han Bennink、Terje Rypdal、Kenny Wheeler、Tomasz Stanko...クラクラするような豪華メンバー、よく集まったものだ。 このアルバムに色を付けているのはポーランドの音楽家Krzysztof Pendereckiであることに間違えない。
 
このアルバム、ドン・チェリーのベストに推します。




最後は番外で、これ。
 
doncherry4_convert_20150809170533.jpgthe New York Contemporary Five(Sonet)

Don Cherry、 Archie Shepp、 John Tchicai、 Don Moore、J.C. Mosesの5人によって編成されたグループ。
この盤も素晴しいです。



このシリーズ、次は誰にしようかな!

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ジャンル : 音楽

Albert Dailey

albertdailey_convert_20150801155026.jpgTEXTURES ★★★★
Label: MUSE 5256 LP
Date: Jun. 4 1981
Personnel: Albert Dailey(p), Arthur Rhames(ts), Rufus Reid(b), Eddie Gladden(dr)
Music: Textures, I Didn't Know About You, Daily Bread, Pogo, If You Could See Me Now, The Dues We Have to Pay
Tag: string_guitar


取り上げられることもなく1984年に亡くなったアルバート・デイリーだが何処かで聴いたことあるはず。
ALLMUSICには次のように紹介されている。
A sorely neglected and underrated pianist during his lifetime.
生涯を通して完全に無視され評価されることの無かったピアニスト...
リーダ・アルバムは以下の4枚しかないことからもこれは真実に近いかも...
  *The Day After The Dawn 1972, Columbia KC 31278
  *Renaissance  1977, Catalyst 7627
  *That Old Feeling  1979, Steeplechase SCS 1107
  *Textures  1981, Muse 5256
一方で共演者をみると、Dexter Gordon、Roy Haynes、Sarah Vaughan、Charles Mingus、Freddie Hubbard、Art Blakey's Jazz Messengers、Sonny Rollins、Stan Getz、Elvin Jones、Archie Shepp...限が無い。 ミュージシャン仲間からの信頼の厚さを示している。

本作、トリオでの演奏はアルバートの実力を十二分の捉えており再評価されるべきピアニストであることが分かる。 繊細なタッチからは気遣いが窺え、人を押し退けて前に出る性格ではなかったのだろう。 1曲だけテナーを加えていることにもアルバートの性格が表れている。 Arthur Rhamesという全く無名の人に機会を与えているのだ。 実力がありながら評価されないArthur Rhamesに自分を見たのだろう。

この機会にどうしても紹介せねばならない1枚がある。
”Poetry” Erektra Musician (60370)
スタン・ゲッツとのDUOアルバム、ゲッツ&バロンの”People Time”と双璧を成す素晴しいアルバムであり、アルバート・デイリー生涯最高の傑作なのです。

本作も良いが未聴の方は”Poetry”を先に聴いて下さい。
きっとアルバート・デイリーが好きになると思います。



【今日のぶつぶつ】
昨日は4時間ほど練習した。
2拍3連を延々と。

いつになったら抜け出ることができるのだろう。
直ぐ通過できる才能ある奴が羨ましい。

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ジャズを聴いて110年

tam.ra


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2016年8月20日最終更新

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