Eddie Harris

Eddie HarrisFor Bird and Bags ★★★
Label: Vee Jay International VJS 3058 LP
Date: 2003
Personnel: Eddie Harris(ts,p), Charles Stepney(vib,p), Roland Faulkner(gu), Melvin Jackson(b), Marshall Thompson(dr), Willie Pickens(p), Joe Diorio(gu)
Music: Salute To Bird, I'm As Happy As I Want To Be, The River Nile, Salute To Bags, Samba De Orfeu, Only The Lonely, Checkmate
Tag: brass_tenor


Vee Jay Internationalというレーベルは知っていたがアルバムを手にするのは初めて。
そこで出自を調べました。
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Vee Jayは1962年にビートルズの米国での販売権利を獲得したが米国でのセールスが芳しくなくキャピトル・レコードに権利を奪われてしまい経営が悪化、1966年に倒産、翌年ベティ・チアペッタが買収し「VEE JAY INTERNATIONAL」に繋がっていった。 新録はなく、再発がほとんどとなっている。
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中心メンバーはシカゴの仲間達ということで知らない名前が並ぶのだが、皆ジャズ・センスは抜群だしレベルも凄く高い。 中でもギターのRoland Faulknerとピアノ、バイブのCharles Stepneyは一流の実力の持ち主、まったく知られずに消えてしまったことは不思議に思いこれまた調べました。
インターネットの威力は絶大だ。
チャールズ・ステップニー、ラムゼイ・ルイスやEarth,Wind & Fireをプロデュースした人でSoul、R&Bの世界では超有名人らしいです。 音楽家以上にプロデューサの職が合っていたのでしょうが、二足の草鞋で続けていればと。 もう1人のローランド・フォークナー、本ブログで取り上げたSonny Coxの”The Wailer”(Cadet)で見付けてしまいました。 他には“ブルースの帝王”マディ・ウォーターズのアルバムやジャズではRed Holtの”LOOK OUT”(Argo)で聴くことが出来るようです。

このアルバム、エディ・ハリスがまともにジャズに取り組んでおり、チャーリー・パーカーとミルト・ジャクソンの捧げられたものです。 ライナーによると、1曲目の”Salute To Bird”では、パーカーのKlactoveesedstene、Relaxin' at Camarillo、Anthropology、perhaps、mobawk、K.C. Blues、Au privaveなどが散りばめられているそうですが、音楽音痴のtam.raはまったく分かりません。

これだけ上出来のアルバム、録り溜めされた中からのリリースなの?
実は、Vee Jayの経営が行き詰っているときにExodus RecordsからリリースされたとWikiにありました。
ということはこれは再発盤ということらしいです。


昨日(2014/3/25)、次のアルバムを購入し、調べて分かったことを追記します。
”Sculpture”(Buudah BDS 4004)
Eddie Harris

メンバ、録音日などは書かれていないが内容はまったく同じ、どっちがオリジナル?

Vee Jayが経営難に陥りVee Jay Internationalと社名変更した頃、未発表の録音を"rented out"(要するに貸出し)した先の1つにBuddah Recordsがあった、そしてBuddahはLate Night Series(BDS4000番台)として1969年にリリースしたのが本アルバム、その後Vee Jay Internationalが未発表シリーズとしてリリースしたのが、先の"For Bird and Bags"ということのようです。

従って...
先発リリースはBuddha、本家初リリースはVee Jayということが結論、ほぼ間違いなしです。



【今日のぶつぶつ】
こらからの1ヶ月はサッカー月間です。

<国際親善試合>
5月30日 ブルガリア戦
<W杯アジア最終予選>
6月4日 オーストラリアン戦
6月11日 イラク戦
<コンフェデレーションズカップ>
6月16日 ブラジル戦
6月20日 イタリア戦
6月23日 メキシコ戦

応援、お願いします。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : brass_tenor

Sebastien Texier

Sebastien TexierDon't forget you are an animal ★★★★
Label: Cristal Records CR153 CD
Date: Jul. 2008
Personnel: Sebastien Texier(as, cl), Claude Tchamitchian(b), Sean Carpio(ds), Henri Texier(b on 1,4,9)
Music: Lilian tears, Pain de singe, Ombre d'or, Redman, Hyena night, The yellow cab experience, Broken worlds, Tango, Don't forget you are an animal, La fin du voyage
Tag: brass_alto


レベルの高いジャズの見本、好き嫌いに関わらず聴くべし。
偉そうな文で始めてしまったが本当にそう思う。
濃く詰まった演奏が聴ける。

セバスチャンはアンリ・テキシェの息子、アンリのリーダ・アルバムでは沢山競演している仲の良い親子だ。(このアルバムでも1、4、9曲目で競演している。)
同じ楽器を演奏する親子二世代のジャズ・ミュージシャンは多いが、アンリがベース奏者であるのに対し、セバスチャンはリード奏者だ。 セバスチャンを聴いていると同じフランスのリード奏者であるミシェル・ポルタルを思い起こさせる。 親の伝で手解きを受けたのかと思わせほどだ。 音楽的方向感も同じフリー・ジャズ(どフリーではなく抑制の効いた)に近いジャンルだしマルチリード奏者、その上男前でイカしてる。 他にはマーティ・エーリッヒが近い存在だ。

10曲中8曲がセバスチャンの曲で一曲目の”リリアンの涙”を聴けば作曲能力の高さも分かるだろう。
そしてトリオとしてのバランスも抜群、良い事ずくめのようだが問題も。

「あんたも動物だっちゅうことを忘れるな」というタイトルだがこのジャケットは頂けない。 そして1970年生まれなのでまだ40歳ちょっとでこの纏まり、早熟が少し心配だ。 このアルバムとは関係ありませんが。



【今日のぶつぶつ】
ゴールデン・ウイークからの首筋の痛みが次第に悪化、耐え切れずに医者に行った。
案の定、巨大なハイネックを巻かれてしまった。
来週は亀首スタイルでの通勤、ちょっと目立つ。
皆さ~ん、街で見かけたらそれがtam.raかも!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : brass_alto

Eden Atwood

Eden AtwoodThis Is Always ★★★
Label: Groove note GRV1022-2 CD
Date: 2004
Personnel: Eden Atwood(vo), Bill Cunliffe(p), Tom Harell(tp), Darek Oleszkiewicz(b), Larance Marable(dr)
Music: Without a song, This is always, Day by Day, Blame it on my youth, Deep Purple, You're nearer, Serenata, You leave me Breathless, Come rain or come shine, for all we know
Tag: vocal_female


ボーカルを取り上げるのは久し振りだ。 購入していなかった訳ではなく、その気になるアルバムが出なかった。 Helen Sheppard、Joan Bender、Laura Martierなど、放出予定の盤が平積みのまま置かれている。 今日紹介するEden Atwood、上手い歌手だと思うがのぼせ上がるほどの魅力はまだ放ってくれていないが、何年か後に聴くとその評価は一変するかもしれない。
誰もが認める一部の超名盤を除くと、多くは個人の好みで名盤にもなり駄盤にもなる。 それで良いのだ、それが面白く楽しいのだ。

このアルバムはイーデンのボーカルだけでなく、バックのカルテットを含めて聴く盤だ。 "Come Rain Or Come Shine"を聴いてもらえば分かってもらえる筈だ。 美女のバックで演奏すると普段以上に凄いことになる場合がある。 このアルバムではTom Harrellがそうであり、チェット・ベイカーばりの感情移入はただただ美しい。
そしてドラムに超ベテラン、ローレンス・マラブルを見つけ嬉しくなった。



【今日のぶつぶつ】
橋本知事の発言は絶対に許せないし、聞いていて気分が悪くなる。
言い訳が言い訳になっておらず、滑稽ですらある。

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ジャンル : 音楽

tag : vocal_female

The Manhattan Jazz All-Stars

manhattan jazz all stars Swinging Guys and Dolls ★★★
Label: Columbia CL1426 LP
Date: Oct. 19, 27, Nov. 4, 1959
Personnel:
Group1: Teddy Charles(vib), Nick Travis(tp), Addison Farmer(b), Dave McKenna(p), Ed Shaughnessy(dr), Jimmy Raney(gu), Teo Macero(ts)
Group2: Teddy Charles(vib), Bob Brookmeyer(tb), Aaron Bell(b), Mose Allison(p), Ed Shaughnessy(dr)
Group3: Teddy Charles(vib), Julius Watkins(cor), Bob Brookmeyer(tb), Addison Farmer(b), Ed Shaughnessy(dr), Phil Woods(as), Sir Charles Thompson(p), Zoot Sims(ts)
Music: Fugue For Tinhorns, I'll Know, A Bushel And A Peck, Adelaide, Luck Be A Lady, Guys And Dolls, My Time Of Day, If I Were A Bell, I've Never Been In Love Before, Follow The Fold, The Oldest Established
Tag: other_vib


登場人物(A:ジャズ初心者、B:ジャズ変人)

A:「この4人のおじさん誰? 何この安っぽいジャケット。」
B:「テディ・チャールズっていう人のリーダ・アルバムだよ。」
A:「テディ・ベアを作った人?」
B:「テディ・ベアも作ったけど、ジャズ・ミュージシャなんだ。」
A:「どんな人?」
B:「すごっく有名で鬼瓦を叩いているような音を出すビブラフォン奏者さ」
A:「お勧め盤は?」
B:「一番はこの盤、..次に推すのは...&$”&*」
A:「ないの?」
B:「ない!」
A:「それじゃあ、これはどんなアルバムなの?」
B:「”Guys & Dolls”っていう1950年初演のミュージカルの曲を取り上げているんだ。 そしてメンバーが凄い。

中でもフィル・ウッズという人のアルトを聴いてごらん、1970代にEuropean Rhythm Machineというグループでコブシを効かせた演奏が一世を風靡したんだけど、それ以前にチャーリー・パーカーの影響下にあった時代の素晴しい音は感動モノさ。

そうだ、テオ・マセロっていうマイルス・デイビスの演奏をレコード化するに当り録音されたテープを切り刻んでつなげて有名になった人だ。 ミュージシャンとしての評価は低いんだけど、ここでのソロは一流を思わせるね!

そうそう、アディソン・ファーマーっていうベース奏者、 『マディソン郡の橋』の映画監督として有名なんだけどアート・ファーマーの双子の兄弟なんだ。 ジャケットの左から2番目の写真、そっくりでしょ...」

話は延々と止まりません。

tam.ra登場

友人Bが適当な解説を行いましたが、このレコードは初めて知りました。 裏面のメンバーを見ての購入。 豪華なメンバーに惹かれたのですが内容はいまいち、ですがPhil Woodsのアルトがピカピカに輝いている点と、テオ・マセロのテナーがかなり良い線いっておりテナー・マンでも一流となれそうな勢い、この2点は拾い物でした。 あとBがテディ・チャールズのお勧めがないと言ってましたが、tam.raの一押しは"On Campus"(Bethlehem)、このジャケットも手を出しにくいですが中身は逸品、聴いて下さい。



【今日のぶつぶつ】
昭和記念公園のポピー180万本が咲いたそうだ。
ここは秋にはコスモスが咲く。
ご近所の人は出かけましょう。

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ジャンル : 音楽

tag : other_vib

George Schuller

george schullerlike before, somewhat after ★★★★
Label: Playscape PRS#060607 CD
Date: Jun 5,6 2007
Personnel: Donny McCaslin(ss,ts,a-fl),Brad Shepik(gu), Tom Beckman(vib), Dave Ambrosio(b), George Schuller(dr), Jamey Haddad(perc)
Music: Dew Point, Common Mama, Survivor's Suite (pt 1), Survivor's Suite (pt 2), Rotation, De Drums, Back to School, Encore, b
Tag: perc_drums


先週も取り上げたGeroge Schullerのアルバムをゲットしました。
それも2枚同時に。

このアルバムは”Circle Wide”と名乗ったグループからの2枚目のリリース。
先週のアルバム”round'bout now”はマイルスがフュージョンに片足を踏み込んだ時代、'like Circle in the Round'、'Filles de Kilimanjaro'、'Water Babies'、'In A Silent Way'あたりに捧げたものに対し、こちらは1970年代初頭、その時代の中核に位置したグループであったKeith Jarrettのアメリカン・カルテットに捧げられたアルバムとなっています。 全8曲中6曲がキースの作品で、以下のアルバムから選曲されています。

Common Mama: Expectations (1971, Columbia)
Survivor's Suite: Survivors' Suite (1976, ECM)
Rotation: Mysteries (1975, Impulse)
De Drums: Fort Yawuh (1973, Impulse)
Encore, b: Eyes of the Heart (1976, ECM)

全曲においてMcCaslinがフィーチャされているが、2曲目”Common Mama”ではドラムとパーカッションをバックにTom Beckmanのバイブが冴え渡たっており、ゲイリー・バートンを思わせる好演だ。 この曲の後半に入り込むBrad Shepikのギターが凄いことになっています。 tam.raの中ではクールなイメージであったのでちょっと意外、でも好きです。

大作”Survivor's Suite”ではDonnyがアルト・フルート、ソプラノで頑張っています。 そしてバイブとのDUOでフィーチャされているベースの重たいこと、チャーリー・ヘイデンに負けていません。 この曲は”良くぞ取り上げてくれた”と拍手を送りたい。 

5曲目はMcCaslinの独壇場、咆えまくっています。 この人は上手い。



george schullerTenor Tantrums ★★★★
Label: New World Records 80522 CD
Date: 1999
Personnel: Tony Malaby(ss,ts), George Garzone(ts), Ed Schuller(b), George Schuller(dr), Dave Ballou(tp)
Music: Free, Slightly Round, URWUP, Tenor Tantrums, Loose Bloose, The Symptoms, Boogie Two Shoes, Nameless, No Hazmats
Tag: perc_drums


こちらは”Circle Wide”以前の録音でフロントには超強力なテナー2人、トニー・マラビーとジョージ・ガゾーンを配し、2曲にデイブ・バロウを招いた構成となっています。 2テナーは強力であることは理解できますが、1+1=2とはなっておらず、どちらか一人でも良かったのではと思わせ勿体ない。 ロリンズとコルトレーンは別々に聴きたいのと同じです。 とは言うもののTenor Tantrumsは凄い、そしてDave Ballouが入った2曲が意外と良い。 こちらは兄のEd Shullerが一緒しています。

ジョージ・シュラーは決して卓越したドラマーではありませんが、コンポーザとしての実力は大した物だと言ってよいでしょう。



【今日のぶつぶつ】
.us.archive.orgからのクロールがあった。
アメリカのインターネット・アーカイブ(The Internet Archive)は、ウェブ上の情報のスナップショットを保存しまくっているそうだ。 自分のブログが永遠に、100年も1万年も蓄積されるとしたら嬉しいことだ。(1回しか訪問がないので、アーカイブされてはいないようですが)

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : perc_drums

Charlie Shoemake

charlie shoemakeSUNSTROKE ★★★
Label: MUSE 5193 LP
Date: Aug. 5 1978
Personnel: Charlie Shoemake(vib), Dave Schnitter(ts), Kenny Barron(p), Cecil McBee(b), Al Foster(dr)
Music: This happy madness, That's Earl brother, Sunstroke, You'll love New York, 42nd Street changes, We'll be together
Tag: other_vib


「靴屋のジャズ・ヴァイブ奏者」として有名な...は冗談、何を書こうかとウェブで調べていて脇道に逸れてしまいました。

Smith(鍛冶屋)
Carpenter(大工)
Baker(パン屋)
Foster(木こり)
Wagner(荷馬車職人)
Miller (粉挽屋)
Fisher(漁師)
Thatcher (藁葺き職人)
Stewart (執事)
Foster (森の番人)
Clark(学者、牧師、記録係)
Cooper(桶屋)
Cook(料理人)
Carter(車引き)
Marshall(馬丁、後に軍の最高指揮官)
Spencer(食料管理者)
Chaplin(牧師)

雑学大学北原 邦雄さんの講座「アメリカ人の姓」によると、日本人の姓は80%が地名に由来しているが、アメリカの場合は地名が43.13%、父称名が32.3%、職業姓が15.16%、ニックネーム姓が9.48%という分類ということで、今日取り上げるシューメイクさんも職業姓の1つなのでしょうね。

本道に戻しましょう。
チャールス・シューメイクはほとんど知られていませんが、このレコードはtam.raが愛するMUSEからのリリース。(Discoveryからも何枚かリーダ・アルバムが出ています) そして Shoemake以外のDave Schnitter、Kenny Barron、Cecil McBee、Al Fosterという名前を見たら、『買うしかない、今でしょう!』 となったわけです。

高校時代にビクター・フェルドマンの影響下でバイブを始めたとか。 ビクター・フェルドマン?、憧れの的? プロとなった後には1966年から1973年までジョージ・シェアリングのグループの”an emergency touring replacement”として雇われていたとか! 緊急時に呼べばいつでの来てくれるって...売れないミュージシャンを証明しているような...

サラッとしたと言うか、これほどグルーブ感のないミュージシャンも珍しい。 ヴァイブに引きづられ全員が盛り上がらない。 一所懸命に演奏しているのですが。

シューメイクさん、辛口コメント、ゴメン。



【今日のぶつぶつ】
日本国内での原発事故の総括もできていない今、官民一体となっての海外への売り込み、国内からの批判が少ないことはちょっと悲しい。 

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : other_vib

クレマチス


(クリックすると大きくなります)

20年ほど前にカカ様の母上から頂いた花、
毎年この時期になると満開、美しいです。

テーマ : 花・植物
ジャンル : 写真

George Schuller

george schullerround 'bout now ★★★★
Label: playscape PSR#J021302 CD
Date: feb. 13 and mar. 12 2002
Personnel: George Schuller(dr), Donny McCaslin(ts,ss,a-fl), Ingrid Jensen(tp,flh), Tom Beckham(vib), Dave Ambrosio(b), Pete McCann(gu), Matt Dariau(kaval, b-cl), Sonny Barbato(acc)
Music: Side Car, Blackamoor, Vat 19, Quiet Ruckus, Circle in the Round, Miles Later, Having Big Fun, Filles de Kilimanjaro
Tag: perc_drums


例によってDonny McCaslin目当てで購入した1枚。

リーダのジョージ・シュラーはギュンター・シュラーの息子、といって「ああ、あの」と相槌を打てる人は相当なジャズ通と言ってよいでしょう。 ご存知ない方は、本ブログでGunther Schullerのアルバムを1枚紹介していますのでそちらを参照下さい。 そうです、「サード・ストリーム・ミュージック」名付けの親であり、マイルス・デイビスの「クールの誕生」に携わったことでも有名な音楽家です。

このCD、「この親にしてこの子あり」を説明しているようなアルバムです。 緻密に書かれたスコアー(たぶん)にも係わらず堅苦しさをまったく感じさせない完成度の高いアルバムに仕上がっています。 

フロントはDonny McCaslinとIngrid Jensenの二人、一度で二度楽しめる内容、最初はDonny、二度目はIngridを聴いて下さい。 この二人、マリア・シュナイダー・オーケストラ在籍つながりもあって息ピッタリ、淡々と進んで行くのですが二人はスパークして火花がバシバシ出ています。

ドニーがフィーチャされた3曲目”vat19”を何と喩えようか、このセクシーなサックスはこれまでリリースされたドニーのベストでしょう。 Donny君、やれば出来るんだ! Ingridを忘れてはダメ、ここまで出来るとは! 姉さん素晴しいです。

Donny君はジョージ・シュラーのアルバム”LIKE BEFORE,SOMEWHERE AFTER”でも競演しており、こちらも探すことにしよう。 ギターにBrad Shepikが入って一味違った演奏が聴けそうだ。



【今日のぶつぶつ】
GWも残り2日、一通りの庭農作業が終わった。
狭い畑には、
1.ジャガイモ
2.落花生
3.ゴーヤ
4.トマト
5.サトイモ
以上で満杯、今年は気合を入れたので収穫が楽しみだ。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : perc_drums

Cliff Smalls

cliff smallsCliff Smalls ★★★★
Label: Black & Blue 33.134 LP
Date: Feb 8 1978
Personnel: Cliff Smalls(p), Leonard Gaskin(b), Oliver Jackson(dr)
Music: Yellow Dog, Secret Love, The Man I Love, Toneing Down, Millie an Alexis' Blues, Caravan, Yellow Dog
Tag: kb_piano


フランスの"Black & Blue Records"はスウィング・ジャズとブルースを中心とした...と紹介されていますが、渋めのモダン・ジャズも沢山あります。 このレコードはその代表作と言える1枚です。 と紹介しながらCliff Smallsは初聴きのピアニストです。

スキッ歯はバリー・ハリス似、演奏の方はレイ・ブライアントを軽くしてハイセンスにして。。。そんな感じのピアニストです。 トロンボーンも吹くらしい。

クリフさんのプロフィールを紹介しておきましょう。

1918年生まれという古~い人、Wikiで調べ出てくる名前は、Earl Hines、Jimmy Lunceford、Billy Eckstine、Louis Jordan、 Earl Bostic、Bennie Green、Cab Callowayといったモダン・ジャズとは距離がある面々(Bennie Greenを除き)ばかりですが、Earl Hinesのバックアップ・ピアニストをやっていた1942年にはチャーリー・パーカーもハインズ・バンドで1年間やっていたので一緒したようです。

また、1950年には Earl Bosticのバンドでコルトレーンと一緒しましたが、1951年に自動車事故に遭い53年初めまでベッド暮らしを余儀なくされ、その後70年代までジャズを離れて多くの歌手のアレンジャーやディレクターに仕事の重きを移しました。

1970年代にジャズ界に復活、リーダ・アルバムとしては本アルバムと”Swing and Things”(Master Jazz)の2枚を残しました。

このレコード、日本ではNormaからリリースされピアニストとしての力量は評価されたのでしょうが残されたリーダ・アルバムはたったの2枚、トリオ作品は本作のみという寂しさ、ピアノ好きの日本で録音の機会が持たれなかったのは不思議。

ピアノ・トリオの名盤は沢山ありますが、”The Piano Trio”ベスト20に加えておきましょう。



【今日のぶつぶつ】
数日前に寝違えた様で首が回りません。
後ろを向くには肩からひねらないとダメ、しかも「イテテッ」と言いながら。
GWの後半、静かに音楽でも聴いて過ごそうか...

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : kb_piano

ジャズを聴いて110年

tam.ra


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2016年8月20日最終更新

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