Doug Sertl

Doug SertlMenagerie ★★★
Label: Mark Records MJS 57597 LP
Date: June 24-25 1981
Personnel: Jim Hines(tp), Mike Canonico(tp), Jim Osborn(tp), Hern Matlock(tp) Doug Sertl(tb), Kim Scharnberg(tb), Bruce Eidern(tb), Steve Kessler(tb), Bob Kawlas(b-tb), Dick Oates(as,fl,cl), Pete Yellin(as,sop), Gerry Niewood(ts,fl,pic), Chick Esposito(ts), Nick Brignola(bar,ss,as,fl), Peggy Floberg(fl), Phil Markowitz(p), Joe Cohn(gu), Bob Bodley(b), David Calarco(dr)
Music: Eternal Triangle, Invitation, Groovin on Uranus, Airegin, Triste, Guess Who I Saw Today, Falling In Love With Love
Tag: other_orchestra


ぶんぶん飛ばして情緒もへったくりもない演奏は吹っ切れており、これもありかなと思わせる。 4トランペット、5トロンボーン、5サックスの分厚い音のビックバンドには圧倒されます。 リリースされた年のダウンビート誌で4.5の評価を得たそうです。

リーダのダグは録音当時若干21歳という信じられない若さ、ジャケ写真はベテラン・バリトン奏者ニック・ブリグノラとのツーショット、意気揚揚とした感じが捉えられている。(手前左下に写っているピンクのベレー帽を被ったへんてこな犬の縫ぐるみは何だろう)

この録音を機にニックとは20年の付き合い、そして数枚の録音を残しているそうですが、80年代から90年代とフリーの演奏者としてあちこちのバンドでゲスト出演したりスタジオ・ミュージシャンとして働いたとのこと。 このレコードの後にリリースされているアルバムは”Joy Spring”(1993)と”Beautiful Friendship”(2012)、そしてニック・ブリグノラ名義の”Triste”(1992)にダグがビックバンドで参加した計3枚のみという寂しさだ。

早熟の天才を思わせ将来の活躍が期待されたはずだったが...
数千、いや数万人いるトロンボーン奏者の中で名を残すには実力だけではなさそうだ。

ローカル・ビッグバンドの楽しみの一つに参加メンバーがある。
このバンドには、tam.raの知人(単に名前を知っているだけですが)が4人も入っていました。(Pete Yellin、Phil Markowitz、Dick Oates、Joe Cohnです)



【今日のぶつぶつ】
頭はボー
鼻はズー
気分はドー

今年も目チカチカの時期がやってきた。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : other_orchestra

MJQ

MJQCOLLABORATION ★★★★
Label: Atlantic SD 1429 LP
Date: Jul 1964
Personnel: Laurindo Almeida(gu), Milt Jackson(vib), John Lewis(p), Percy Heath(b), Connie Kay(dr)
Music: Silver, Trieste, Valeria, Fugue In A Minor, One Note Samba, Foi A Saudade, Concierto De Aranjuez
Tag: other_group


デイブ・ブルーベック、オスカー・ピーターソン、そしてMLQ、最近何枚か購入しています。 これまでにも書いていますがジャズを聴き始めた頃は粋がってこんなのジャズじゃない、ジャズはコルトレーンであり、アイラーであり、シェップだったのです。 MJQは昔「二流ジャズ」だったのです、tam.raにとっては。

それが今頃になって「いいね~、これ」、やっと気付いたのです。 遅いといえば遅いのですが、幅が広がった分愉しみも増えた、嬉しいではありませんか。

このレコード、MontereyでのMJQとアルメイダの競演をきっかけにジョンが欧州ツアーに誘い、4ヶ月50回のコンサートをこなし帰国後この録音に至ったそうです。


A面はMJQのペースで進んでいきますが、B面は”One Note Samba”で始まり完全に ローリンド・アルメイダのペース、MJQがボサノバを演奏しているとは全く知りませんでした。 コニー・ケイのドラムは軽やかだし、ジョン・ルイスも気品あるボッサ・ピアノに成り切っていますが、ミルト・ジャクソンだけは影が薄まっています。 そして3曲目にはギターの名曲”アランフェス協奏曲”まで入っているではありませんか。 ピアノ・トリオ+ギターの名盤ができ上がっており、敷居が高いと思われがちのジャズ入門盤として絶好の一枚だし、ジャズとしても立派な作品となっています。



【今日のぶつぶつ】
近くの山でこんなことやっています。
高尾山

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : other_group

Fred Anderson

fred-anderson.jpegBack at the Velvet Lounge ★★★★
Label: Delmark 549 CD
Date: Nov. 18 2002
Personnel: Fred Anderson(ts), Maurice Brown(tp), Jeff Parker(gu), Harrison Bankhead(a-gu,b), Tatsu Aoki(b), Chad Taylor(dr)
Music: Fougeux, Olivia, Job Market Blues, Syene, King Fish
Tag: brass_tenor


フレッド・アンダーソン、本ブログではMy Favorite Musicians - Tenor Sax (1)で簡単に紹介しただけなので初登場といっても良いだろう。

このCDはシカゴ周辺の実力のある若者を引き連れてのライブ録音だ。 フレッド74歳当時の演奏で、ブリブリとコテコテとフリーの混ぜご飯のような精力的な演奏は歳をまったく感じさせない元気さ、バラッドでも優しい音は出さず硬派を貫いている。
メンバーの中ではトランペットのモーリス・ブラウンが目立って素晴らしい。 コルトレーンをトランペットに移したようなユニークな演奏は、若きドン・チェリーをアグレッシブにしたような感じだ。

フレッド・アンダーソンの経歴をみてみよう。
1929年の生まれで、AACM(the Association for the Advancement of Creative Musicians)の創設者の一人に名を連ねており、1967年にJoseph Jarman - Song Forで初録音を果たしている。 こんな経歴のためか、フリージャズのミュージシャンとして紹介されることが多いが、あえて分類すればコテコテ派だ。 影響を受けたミュージシャンとして、Dexter Gordon、Charlie Parker、Gene Ammons、そしてLester Youngを挙げている。

こんなに華々しい経歴にも関わらず1980年代までの録音は僅か次の6枚だ。

1967 Joseph Jarman, Song For (Delmark Records DS-410)
1968 Joseph Jarman, As If It Were the Seasons (Delmark Records DS-714)
1977 Neighbours, Accents (EMI-Electrola 06632854).
1978 Fred Anderson Quintet, Another Place (Moers Music 01058)
1979 Fred Anderson Quartet, Dark Day (Message Records 0004)
1984 Fred Anderson, The Missing Link (Nessa Records N-23)

1960年代にAnthony BraxtonやArt Ensemble of Chicagoらは欧州に渡り成功したが、フレッドは奥さんと3人の小さな子供を放り出すことができずシカゴに残ったと言っている。 家族思いがミュージシャンとしての成功を妨げたわけだ。

だが、1983年にVelvet Loungの経営権を手に入れてからはここでのライブを始め活発な録音を行い、30枚弱のCDを残している。 2009年に80歳の誕生日を記念したCDをリリースし、翌年2010年6月に亡くなっている。
生涯ジャズ・マン、充実した人生は羨ましい限りだ。



【今日のぶつぶつ】
最近の家電はよくしゃべる。
風呂の給湯器は「お風呂が沸きました」
カーナビは「自宅に着きました」

洗濯機は「汚れが激しいです、誰の下着ですか」
掃除機は「まだ隅の方の掃除が済んでいません、手抜きしてはいけません」
うるさい!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : brass_tenor

Armand Boatman

armand boatmanLive at Gregory's ★★★★
Label: PAUSA PR 7166 LP
Date: 1984
Personnel: Armand Boatman(p), Curtis Stovall(b), David Wilson(ds)
Music: There Is No Greater Love, Jim's Blues, Mountain Greenery, Jitterbug Waltz, Honeysuckle Rose, Linus & Lucky, A Waltz Anyone, Patti's Song / Just Friends, Watch What Happens
Tag: kb_piano


12歳でピーターソンの”Tendey”を聴きノックアウトされ人生が決まったとか、他に影響を受けたピアニストとしてモンティ・アレキサンダーの名前を挙げている。 ボートマンのピアノも同一線上にある訳だがこの二人よりバップ・ピアニストっぽさも持ち合わせており、tam.ra好みのピアニストだ。

1937年ワシントン生まれ、1960年代はずっと教師として過ごし、1973年にフェニックスに移ってからプロとしての活動を開始したという遅咲き。 ライナーを書いているレナード・フェザーも、「才能が有りながら二流ジャズマンに甘んじる原因は様々だが、ボートマンの場合は住んでいた場所の問題と教師という職業への忠誠心にある」と言っている。

このアルバムはGregoryでのライブをテープに録り、経緯は分からないがPAUSAというマイナーなレーベルからのリリースに繋がったようだ。 このライブにはボートマンは80人もの友人を招き、お気に入りのピアノ5’8”Yamahaを用意したと述べており、意気込んで臨んだことがわかる。

このアルバムでボートマンの名前がアリゾナから世界に広く知られるだとうとレナード・フェザーは書いているが、残念ながらそうなっていないことが残念。

今もアリゾナ フェニックスで活動しているようだがリリースされているCDは3枚のみ、ピアノ好きの日本、誰かトリオで録音してくれないかな!



【今日のぶつぶつ】
先週土曜にブログをアップした後に画面がブラックアウトしたまま復旧ぜず、仕方なくPCを発注、昨日からセットアップを始めほぼ復旧しました。

復旧を祝って「二流ジャズの愉しみ」にマッチしたレコードとしてこのアルバムを選びました。
1ヶ月ほど前に購入したものですが、レナード・フェザー氏が日の当たらないミュージシャンに言及しており、まさに本ブログの目指す方向とマッチしたものと考え紹介させて頂きました。

最近珍しく仕事が忙しく気合が抜けた記事を書いていると自覚していました。
アクセスカウントも5万を超え、これを気に初心に戻り二流ジャズマンを紹介して行きますので、宜しくデス。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : kb_piano

Joachim Kuhn

joachim kuhnUniversal Time ★★★
Label: Universal Music 016 671-2 CD
Date: May 31 Jun. 1 2001
Personnel: Joachim Kuhn(p,as), Scott Colley(b), Horacio "El Negro" Hemandez(ds), Michel Portal(as,bcl), Chris Potter(ts)
Music: Still In Thalys, The Night, Thoughts About My Mother, Begegnungen, August In Paris, Concorde, Monroe, Phrasen, The Freedom Is There, Three Ways To One, Round Trip,
Tag: kb_piano


愕然()&%$#”=~{‘@アァ

ほぼ完成というところで画面がブラックアウト、
仕方なく電源オンオフ、1時間以上の努力が無に!

今から再度書き起こす気力が湧かない。
要点だけまとめしょう。


ヨアヒム・キューン、ミシェル・ポルタルという超ベテランに挑むクリス・ポッター、互角以上の出来で合格。
ヨアヒムは何歳になったのだろうか。 攻めのピアノ、そして衰えのない指の動き、音楽に歳は関係ないようだ。
ポルタルのダンディーさは失せていない、バスクラの迫力には若者も顔負け。

ベストは2曲目の”The Night”、トリオによる長くハードな演奏に続いて入るテナーのクールさはカッコ良い、流石クリポタだ。
二番目は”Thoughts About My Mother”、ピアノトリオにアルトが加わっているのだが、このアルトはヨアヒム、母の思い出を曲にしたのだろうか、静かに昔の想い出に浸るようなしっとりした良い曲だ。

そんな感じで★3.5でした。



【今日のぶつぶつ】
PASMOのチャージの減りが妙に早い。
昨日の朝、改札で止められた。

やっと気付いた。
定期の期限がとっくに切れ、チャージ金額から引き落とされていたのだ。
オートチャージにしていたら永遠に気付かなかったということか!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : kb_piano

ケン岡本

ken_okamotoFirst! /Airmail Special ★★★
Label: KEN-1001 LP
Date: Jan. 18 1981
Personnel: 尾田悟(ts), 五十嵐明要(as), 沢田英二(p), 栗田八郎(b), ケン岡本(dr)
Music: Airmail Special, Stars Fell on Alabama, I'm Confessin', Start Here, Undecided, Polka Dots and Moon Beams, Coquette, Smoke Rings, there Foolish Things
Tag: perc_drums


tam.ra好みのジャズとは少し外れていますが、珍しさに手が伸びこんなアルバムを買ってしまいました。

初(そして多分最後)のリーダ・アルバム、更に自費プレスとくれば力が入らないはずがない。
このジャケット、ちょっと恥ずかしくなるようなスカシ具合、このイメージとは反対に派手に走らず堅実なドラミングで先輩を支える姿には好感が持てる。 回りのメンバーにビッグ・ネームが揃い大きな顔は出来ないといったところかも。 このレコード、A&R 行田よしお、レコーディング・エンジニア 増田一郎、デザイン 阿部克自、ライナー 野口久光と超一流の方々が付き合っていることも凄い、ケン岡本氏の人徳の成せる業か。

リーダのケン岡本さんをご存知ない方がほとんどと思いますのでライナーより転記紹介しておきます。
1941年6月30日生まれ。 千葉県出身。 1961年にプロいり、1965年にケン岡本クインテットを結成、1966年に沢田英二トリオに参加して修行を重ねジャズに開眼。 1968年からは、2~3のグループに参加したが、1975年にケン岡本トリオを結成。 エルビン・ジョーンズを信奉し、カンサス・スタイルから初期のモダン・ジャズのアコースティックなジャズをめざす中堅ドラマー。

2,300円の定価が付いているが何枚売れたのだろうか。
そして今ここにあるレコードは誰が買って、どんな経路を通りtam.raの手に入ったのだろう。



【今日のぶつぶつ】
「2012 DA14」という小惑星が今月15日に地球から27,000Kmという距離を通過するそうだ。
NASAの動画はここで見られる。

直径50メートルほどあり、万一地球に衝突の可能性ありとNASAが発表するようなことが将来あったら人類はどう行動するのだろうか。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : perc_drums

Jon Nagourney

JONNAGOURNEY.jpgJON NAGOURNEY QUINTET ★★★★
Label: Jazz Chronicles JCS D 2 LP
Date: Oct. 4 1980
Personnel: Jon Nagourney(vib), Jackie Kelso(ts),Keith Sounders(p), Harvey Newmark(b), Mike Stephans(dr)
Music: Second light Up, George's Dilemma, Remember, Airegin, in Your Own Sweet Way, Up Jumped Spring
Tag: other_vib


だから止められません。
発見した時のワクワク感、家に着いてターンテーブルに乗せた時の期待感。

当然屑盤も多いのですが、この盤は想定外の出来に大満足。 ジャケットを見た瞬間の印象はアマチュアが記録に残そうと自前でプレスした、そんな一枚だろうとの予想が裏切られたのです。

Jon Nagourneyのヴィブラフォンは大きな特徴をもっている訳ではありませんが、テクニック的には上々だし何と言っても初録音に臨む意気込みと張り切り具合がビシビシと伝わる隠れ中名盤です。(そう断言して良いと思います)

回りのミュージシャンの力演も貢献しています。 バックを支えるピアノ・トリオの3人は現在も活躍しているので、ここでは最も知名度の低いJackie Kelso(1922–2012)を簡単に紹介しておきましょう。 本名はJohn Joseph Kelson Jr.、生涯のほとんどをスタジオ・ミュージシャンとして過ごしたためか無名のまま亡くなってしまったことは残念なことです。 晩年はカウント・ベイシー楽団に所属していたそうですが録音はほとんど残っておらず、唯一このアルバムの他には"Prehistoric times & other favorites"(John Banister)でソロが聴けそうです。


このレコードを購入した2日後にDUに立ち寄りCD廃盤コーナを漁ってた所、レコードを見つけていなければ絶対に目に留まらなかった次のCDを発見し即購入しました。
初録音から8年が経ちジョンの音は柔かくなっています。
業界でも認められたようで、ピアノにシダー・ウォルトンが参加、中古価格も少し高めでしたが食い付いてしまいました。


010467056021-l[1]
"Second Light Up" ★★★★

Label: TREND TRCD-560 CD
Date: Nov. 27,28 1989
Personnel: Jon Nagourney(vib), Ceder Walton(p), Andy Simpkins(b), Ralph Penland(dr), Bob Cooper(ts)
Music: Yardbird Suite, They Can't Take That Away from Me, Firm Roots, Just for You, Nags Nova, Gnid, Hello, Young Lovers, Thanks for Hanks, Second Light Up, But Not for Me, Metamorphosis





【今日のぶつぶつ】
園芸店を訪れるとジャガイモの種芋が山と積まれていた。
去年は虫に食われ散々だったので、今年はギリギリ少量の農薬を使ってみることにします。
蒔き時までには2週間ほど、来週あたりから畑作りを始めよう。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : other_vib

ジャズを聴いて110年

tam.ra


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2016年8月20日最終更新

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