David Murray

フリー・ジャズ・シリーズ、
1976年”Flowers for Albert” でデビュー、「アイラーへの献花」なんていうタイトル付けるからフリー・ジャズに括られているけど、この人はベン・ウェブスターみたいな人達の血筋を引いた伝道師みたいな感じです。

まずはリアルタイムで聴いたこの1枚から。
当時、誌上を少しだけ賑わした記憶があるが、あまりピンと来なかった。
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Flowers for Albert (India Navi.)
June 26, 1976 live at The Ladies' Fort, NY
David Murray (ts), Olu Dara (tp), Fred Hopkins (b), Phillip Wilson (dr)
1. Joanne's Green Satin Dress
2. Ballad For A Decomposed Beauty
3. Flowers For Albert
4. Roscoe



確か神保町にあった中古レコード店「トニー」で見つけた記憶がある。
Murrayにはあまり珍しい盤はないが、少しだけ見掛けない盤だ。
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Live at the Peace Charch (Danola)
1976 live in concert at St. Marks Church, NY
David Murray (ts), Fred Hopkins (b), Stanley Crouch (dr)
1. Beauty from Elsewhere
2. Future Sally's time
3. Low Class Conspiracy
4. Turquoise Cement Flower



ソロ三部作というか、2日間に渡るライブ”at the Theatre Mouffetard, Paris”録音を仲良く3つの別々のレーベルに分けリリースしたもの。
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Organic Saxophone (Palm)
February 6 & 7, 1978
1. Body And Soul
2. Chan Pour Une Nouvelle Afrique Du Sud
3. Ballab For Matthew and Maia Garrison
4. Hope/Scope
5. All The Things You Are
6. The Prominade Never Stops
7. Monica In Monk's Window

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Sur-Real Saxophone (Black Saint)
February 6, 1978
1. Invocation To Past Souls
2. The Cats
3. Plastic/Drastic
4. Noteworthy Lady
5. Low Class Conspiracy
6. After All This

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Conceptual Saxophone (Cadillac)
February 6th & 7th, 1978
1. Body And Soul (Dedicated To Coleman Hawkins And Ben Webster)
2. Chant Pour Une Nouvelle Afrique Du Sud
3. Ballad For Matthew And Maia Garrison
4. Hope / Scope (Dedicated To Mary Hope Lee)
5. All The Things You Are (Dedicated To Ntozake Shange)
6. The Promenade Never Stops (Dedicated To George Brown)
7. Monica In Monk's Window



2枚組のサックス・トリオ、Murrayの凄さが分かる1枚。
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3D Family (Hat Hut)
September 3, 1978
David Murray (ts), Johnny Dyani (b), Andrew Cyrille (dr)
1. In Memory of Jomo Kenyatta
2. Patricia
3. 3D Family (for Walter P. Murray)
4. Shout Song (for Cecil Taylor)
5. P.O. In Cairo



この時代は、どれを選択しても間違えなしのMurray絶頂期の1枚。
これもなかなかのものです。
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Let The Music Take You (Marge)
January 30, 1978 live in Rouen, France
David Murray (ts), Lawrence "Butch" Morris (cor), Johnny Dyani (b),  GeorgeBrown (dr)
1. The Fast Life
2. Monikole
3. Let The Music Take You
4. The Hill



最後は詩人として知られるアミリ・バラカ、もしかすると Everett LeRoi Jonesの名前の方が通りが良いかも。 ここにDavid Murrayが入っています。 この1枚、名盤です。
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New Music-New Poetry (India Navi.)
Amiri Baraka(poem), David Murray(ts), Steve McCall(dr)
1. The Last Revolutionary (For Abbie Hoffman)
2. Against Bourgeois Art
3. Strunza Med
4. I Love Music
5. Dope
6. Class Struggle In Music I
7. Class Struggle In Music II
8. In The Tradition (For Black Arthur Blythe)



このシリーズ、次は誰にしようかな!
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ジャンル : 音楽

Frank Lowe

フリー・ジャズ・シリーズ、
1971年にAlice Coltraneの”World Galaxy”(Impulse)でメジャーデビュー、遅れて来たフリー・ジャズの伝道師フランク・ロー(born1943-died2003)の登場です。

まずはこの1枚から。

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 BLACK BEINGS (ESP)

ESPレーベルは、なんと言っても1000番台、その後2000、3000、4000、5000番台までリリースしているがそのポリシーは明確ではない。 この盤はESP 3013というフリージャズ下り坂時代にリリースされたものなんです。
破れたセルロイド製サックスのような音は超刺激的、1000番台に出されていれば問題作となっていた筈だ。
1973年の初リーダ作でメンバーは次の通り。
Frank Lowe(ts), Joseph Jarman(ss,as), Rashid Sinan(dr), Raymund Cheng(vl), William Parker(b)



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 Doctor Too-Much(Kharma)

1977年に”Kharma”というマイナーレーベルからリリースされた1枚。 Kharma RecordsはSunny Murrayの”Charred Earth”で始まり8枚で終わった短命のレーベルだがフリー系のアルバムはどれも充実。(PK-1、本作、PK-3/4の3枚しか持っていませんが)
メンバーは次の通り。
Frank Lowe(ts), Olu Dara(tp), Leo Smith(tp), Phillip Wilson(dr), Fred Williams(b)



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Lowe & Behold(Musicworks )

ドスの効いたこのジャケット、これは珍しく11人編成のオーケストラ、リーダとしての才能を示した作品。 これを聴くと長生きしてもっとオーケストラ作品を出して欲しかった。
1977年のリリースで、メンバーは以下の通り。
Frank Lowe(ts), Joseph Bowie(tb), Butch Morris(cor), Arthur Williams(tp), Billy Bang(vl), Polly Bradfield(vl), Eugene Chadbourne(gu), John Lindberg(b), Phillip Wilson(dr), John Zorn(as), Peter Kuhn(cl)



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Decision In Paradise(Soul Note)

イタリアのSoul Noteから1984年にリリースされたアルバム。 ここではジェリ・アレンの参加が注目される。
素晴らしい内容でメンバーは次の通り。
Frank Lowe(ts), Don Cherry(tp), Grachan Moncur III(tb), Geri Allen(p), Charnett Moffett(b), Charles Moffett(dr)

なかなかのものです。



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Out of Nowhere(Ecstatic Peace)

これはA面だけ、しかもドラムとのDUO作品。
1992年の録音で、AEOCの初期メンバーとして活躍したフィリップ・ウィルソンと。
Frank Lowe(ts), Philip Wilson(dr)

これも今となっては珍しい1枚だ。




最後にルール違反のCDから2枚。

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Soul Folks(No More)

No Moreという先を予言するようなレーベルから、1998年のリリースでメンバーは次の通り。 Jack Walrathが一緒とは!
Frank Lowe(ts), Bertha Hope(p), Jack Walrath(tp), Steve Neil(b), Ralph Peterson(dr)



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One for Jazz(No More)

生涯仲良しだったバイオリンのビリー・バングとの1枚を欠かす訳にいかない。
上記作品と同じレーベルNo Mureから1998年のリリースでメンバーは次の通り。
Frank Lowe(ts), Billy Bang(vl), Ed Schuller(b), Abbey Rader(dr)



このシリーズ、次は誰にしようかな!

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Marion Brown

フリー・ジャズ・シリーズ、
牧歌派の戦士マリオン・ブラウンの登場です。

marion2_convert_20160331211818.jpg WHY NOT?(ESP)

マリオンもESP卒業生の一人です。 バイオを調べると、
1985年にArchie Sheppの”Fire Music”、John Coltraneの”Ascension”、供にImpulseの大名盤に参加。 同年11月にはESPより自己の初リーダ作Marion Brown Quartet(ESP1022)を発表、本作は翌年のESP2枚目となる。




marion5_convert_20160331211551.jpg Sweet Earth Flying(Impulse)

次掲の”November Cotton Flower”と対を成す代表作と言って良い作品。
これは素晴しいですね。
この2枚を聴いてもらうと分かるのですが、マリオンがフリー・ジャズに区分されるのに違和感を覚えるに違いない。




marion1_convert_20160331211344.png  November Cotton Flower(Baystate)

マリオンの代表作を1枚選べて言われたらこの作品でしょう。 異論なし!
日本のBaysateリリースが嬉しいですね! Baysateには他に以下の3枚があります。
Passion Flower ~ Dedicate To Johnny Hodges(Baystate/RVC RVJ 6024)
Soul Eyes(Baystate/RVC RVJ-6036)
Zenzile featuring Marion Brown(Baystate/RVC RVJ-6009)




marion3_convert_20160331211454.png  Afternoon Of A Georgia Faun(ECM)

生誕の地、ジョージアを描いたシリーズの1枚。
このような作品の一方で、マリオンは相手方がドフリーだと付き合ってドフリーに走る傾向がある。(個人的にはあまり好みではない)



続いてのお勧めがこれ。



marion4_convert_20160331211521.png 79118 LIVE(DIW)

この盤も日本発、Disk Unionが主宰していたDIWからのリリース。
ほとんど話題にも上らず埋もれている作品ですが、なかなかのものです。




最後の1枚は、これ。

marion6_convert_20160331211617.jpg Solo Saxophone(Sweet Earth Records)

サックス奏者、生涯1枚はソロ・アルバムを吹き込みたいのかな!



最後に、WANT LISTに載せている1枚、誰かちょうだい、お願いです。
NTERface with Marion Brown: Glimpses(ReEntry Records RE 003)

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Archie Shepp

シェップです。
が、フリー・ジャズ・シリーズに登場頂くのは、強い引っ掛りがある。
23歳でCecil Taylorの所からデビュー、そしてThe New York Contemporary Fiveの結成、この辺りがフリーの闘士と見られているのだろうか。
これから紹介するアルバムを見てもらえば違ったシェップが見えてくるでしょう。

shepp1_convert_20151212224022.jpgAttica Blues(Impulse)

シェップとImpulseは切っても切れない関係、代表作がずらりと並んでいます。 一番手は大編成のアッティカ・ブルース。 

1971年9月9日にカリフォルニアのサン・クェンティン刑務所で服役していた黒人急進的思想家ジョージ・ジャクソンが脱獄を試みて失敗し射殺された。 これに呼応して、アッティカ刑務所で暴動が発生。
 
シェップはどんな思いでこのアルバムを禄音したのだろうか?


shepp4_convert_20151212222301.jpg Fire Music(Impulse)

笑う子供も嗤う大人も固まる花髑髏(ドクロの漢字はこう書くらしい}のシェップです。
この盤10年以上棚に収まったまま、内容思い出せないが紹介に値する内容だったことは確かだ。

やっぱりこの盤はLPでないとダメですね。



shepp10_convert_20151212223531.jpg Live At the Donaueschingen(SABA)

ドイツ南西部に位置するドナウエッシンゲン、1967年に催された音楽祭での録音。
B面に入っている"The Shadow of Your Smile"のメロディ、このテーマを聴くだけで心揺さぶられる名演、皆に聴いて欲しいシェップです。



続いてのお勧めがこれ。


shepp3_convert_20151212222222.jpg Steam(enja)

アルバム・タイトルは”湯気”、汗ダラダラのシェップのジャケ写真が示す通り熱い演奏だ。
1曲目は”A MESSAGE FROM TRANE”、イタコが呼び寄せたトレーンの前での熱演、熱くなるのは頷ける。

レーベルはドイツのEnja、黄ばむジャケットは玉に傷だ。



shepp7_convert_20151212222444.jpg A Sea of Faces(Black Saint)

1972年に”The Cry Of My People” (Impulse)をリリース、3年の沈黙を経て明るくなって戻ってきたシェップがここにいます。 同年にリリースされた”There's a Trumpet in My Soul”(Freedom)とイメージが重なる。

ここには怒りに満ちたあのシェップはいない。 


shepp8_convert_20151212222514.jpg You're My Thrill(Vent Du Sud)

Michel Marreというトランペッターは今もよく分かりませんが、ピアノは名探偵シーグフリード・ケスラーが共演しています。 スタンダードを並べたこの盤、シェップはシェップです。

間違えな~し、シェップは最高~。


 
shepp5_convert_20151212222340.jpg IN MEMORY OF (L+R)

誰が仕掛けたのかチェット・ベイカーとの共演、この二人の組み合わせには期待と不安が入り混じるが、意外としっくり、ビックリです。

どう説得したのか分かりませんが、この二人に会話はあったのかな? 必要最低限のボソボソ話しか想像できませんが、とっても仲良しの会話が交わされていたとしたら...面白ですね、想像するだけで。

この盤も素晴しいです。



最後は番外で、これ。

priSangetta Divine Song (N.P.A.)

ギターのSangeeta Michael Berardiのアルバム、シェップの中では珍しい1枚。
これ隠れ名作です。 こちらで紹介しています。


我ながら大満足の盤選、幅広いシェップが並んだ。
他にも名盤が沢山、この8枚でどうでしょうか。
全ての盤がお勧めですよ

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Don Cherry

フリー・ジャズ・シリーズ、
オーネット・コールマンに認められデビューしたドン・チェリーの登場です。

doncherry1_convert_20150809170419.jpg Where Is Brooklyn?(Blue Note)

ブルー・ノート盤から紹介するのが常套でしょう。
1965年から1966年に掛け次の3枚をリリースしています。
Complete Communication(BLP 4226)
Symphony For Improvisers(BLP 4247)
Where Is Brooklyn?(BST 84311)

この中でのベストはやっぱりこの『ブリックリンはどこだ?』でしょう。 異論なし!




doncherry9_convert_20150809171527.jpg "Mu" First Part(BYG)

2枚目はエド・ブラックウェルとのDUOアルバム、エドのポンポコ・ドラムがなんとも言えないユニークさ、こんなドラマー二度と現れないでしょう。 未だにSecond Partが手に入らず。(日本盤はゴロゴロしているのにBYGオリジナルがない)




doncherry11_convert_20150809171554.jpg Relativity Suite(JOAC)

ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ・アソシエーション(JCOA)からのリリース、チャーリー・ヘイデンの仲立ちでカーラ・ブレイに繋がった。

これも素晴しい!



doncherry2_convert_20150809170456.jpg Eternal Rhythm(MPS)

言わずと知れたフリー・ジャズの名盤
Albert Mangelsdorff、Eje Thelin 、Karl Berger 、Joachim Kühn 、Arild Andersen といった欧州の名手がずらり、不思議なのがギターにSonny Sharrockが名を連ねていること、不思議だ。 どれ程の練習時間があったのか分からないがチェリーのリーダーシップは見事の一言だ。




続いてのお勧めがこれ。




doncherry_convert_20150809170310.jpg Actions(wergo)

Peter Brotzmann、Willem Breuker、Paul Rutherford、Han Bennink、Terje Rypdal、Kenny Wheeler、Tomasz Stanko...クラクラするような豪華メンバー、よく集まったものだ。 このアルバムに色を付けているのはポーランドの音楽家Krzysztof Pendereckiであることに間違えない。
 
このアルバム、ドン・チェリーのベストに推します。




最後は番外で、これ。
 
doncherry4_convert_20150809170533.jpgthe New York Contemporary Five(Sonet)

Don Cherry、 Archie Shepp、 John Tchicai、 Don Moore、J.C. Mosesの5人によって編成されたグループ。
この盤も素晴しいです。



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Steve Lacy

フリー・ジャズ・シリーズ、 スティーブ・レイシーの登場です。

凄い数の録音を残している割りに手持ちは多くない。 その中からのチョイスなのでベストといえる自信はありませんが大好きなミュージシャン、紹介します。

stevelacy1_convert_20150510152345.jpg Stalks(Japan Columbia)

まずは日本録音盤から1枚。 和名は「セロリ、食べられない」(うそです)
これスティーブの中でもベスト3に入ると確信する名盤です。
以下3枚の日本録音、欲しい~~~
Solo At Mandara (LP) ALM Records AL-5
Distant Voices (LP) Nippon Columbia YX-7085-N
Torments - Solo in Kyoto (LP) Morgue 01

渋谷メアリージェーンの板壁にサインがあったような記憶が!



stevelacy2_convert_20150510152408.jpg Lapis (Saravah)

2枚目はこちらフランス産の名盤です。

これも素晴しい!
本ブログで取り上げていますので、説明省略。
こっちを見て下さいね。


stevelacy3_convert_20150510152447.jpg The Forest And The Zoo (ESP)

フリー・ジャズの総本山、ESPからの1枚。
ギル・エバンス、セロニアス・モンクに育てられた(と思う)スティーブ・レイシー、この盤は初期(1966年の録音)の良盤です。 レイシーのスタイルは1965年某日、突然確立されたように見えます。




続いてのお勧めがこれ。

stevelacy4_convert_20150510152727.jpg Trio Live(Ictus)

Ictusというマイナーなレーベルからのトリオ作品。 メンバーはLacy(ss)、Andrea Centazzo(dr)、Kent Carter(b)の3人です。

スティーブ・レイシーはソプラノ・サックスしか吹かない(ごく初期にはクラの録音もあるが)し、どの作品を聴いても同じテンションで演奏している。 それでも係わらず厭きない。 この魅力がどこから来るのだろうか。



stevelacy5_convert_20150510152522.jpg "The GAP"(america 30)

スティーブ・レイシーは自己のコンボを組んでのツアーってあたのかな?
そんな中で、Steve Potts、Kent Carterの二人とは度々一緒にやっているので、その中からの1枚。
これはAmerica 30というフランスのレーベルからの1枚。

レイシーのアルバムに駄作はありません。




stevelacy6_convert_20150510152547.jpgParis Blues(OWL)

最後はこれだ。
Gil EvansとのDUO作品。
涙なくして聴くことができない名盤です。
こちらで紹介しています。




最後は番外で、スティーブ・レイシーのそっくりさん登場。
 
ottavi_convert_20150510155430.jpgAspects(Tactus)
Roberto Ottavianoというイタリア人。
この人もソプラノ専門かな?
それにしても似ている!



このシリーズ、次は誰にしようかな!

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ジャンル : 音楽

Art Ensamble Of Cicago

アート・アンサンブル・オブ・シカゴです。

AEOCの成り立ちはマラカイのアルバムで紹介しておりますので、そちらをご覧下さい。


それでは早速、推薦盤を紹介します。

AEOC2_convert_20150227234758.jpg People in Sorrow(Pathe)

AEOCの凄さに気付かされた記念すべき1枚。
渋谷あったジャズ喫茶「音楽館」でのこと、未だに記憶は鮮明です。

ジャズであってこの静けさは何だ、

Nessa盤からオリジナルに切り替わったのは3年ほど前のこと。 



AEOC1_convert_20150227234724.jpg "Les Stances a Sophie" (Nessa)

”People in Sorrow”から1年ほど後に録音された盤。 この2枚はAEOCを紹介する上で欠かせない名盤です。

AEOCは1969年に活動拠点をパリに移しましたが、それまでに録音されたアルバムに比べ明らかにステップアップしています。 環境の変化によるのもなんでしょうね。


AEOC4_convert_20150227234912.jpg Tutankamun (Freedum)

これは”People in Sorrow”より1ヶ月ほど前に録音されたものだが、発売されたのはかなり後だったと記憶している。

1969年~1970年には15枚ほど録音を残していますが、どれを聴いても納得の名盤です。




続いてのお勧めがこれ。

AEOC5_convert_20150227234942.jpg Chi-Congo(Carson)

AEOCは顔にペインティングしての演奏が有名でしたが、レスター・ボーイは美男で素顔。

この盤はDeccaからもリリースされていますが、Carson盤がオリジナルです。




AEOC3_convert_20150227234833.jpeg Among The People(Praxis)

AEOCは多楽器でも有名。
日本公演のとき、トタン板のようなものまで使っていた。(記憶が薄れていますが)
楽器の移送だけで1トンをオーバーしたとかしないとか、大変だったと思います。




最後は番外の推薦盤。 

AEOC6_convert_20150228212207.jpeg Comme à la radio(Saravah)

ブリジット・フォンテーヌの"Comme à la radio"、邦題『ラジオのように』で有名な盤だ。
最初AEOCが演奏を受け持っているとは知りませんでした。
ピカピカ盤で購入したときは気に入らず直ぐに売り払ってしまった。
暫く後、「好いなぁ~」と再認識して買い戻した時には古くなって戻ってきた。




このシリーズ、次は誰にしようかな!

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Cecil Taylor

フリー・ジャズにこの人あり、セシル・テイラーを取り上げましょう。
2013年第29回京都賞 思想・芸術部門を受賞していること、知ってますか。
現代音楽にも光を当てているようで稲盛財団が年ごとに信任する国内・海外の有識者からの推薦で選んでいる賞で、1989年にはジョン・ケージが受賞しています。 稲盛和夫氏が200億円相当の私財を投じて設立、尊敬です。

それでは早速、推薦盤を紹介します。

ContemporaryやBlue Noteといったメジャー・レーベルにもリーダ・アルバムを残していますが、やはり魅力はマイナー・レーベルにあります。

CecilTaylor_convert_20150102224403.jpg Indent(Q.C.H.)

セシル・テイラーが論じられるときに必ずといってよいほど山下洋輔が引き合いに出されますが、まったく異質だと思います。 

セシルの生ソロ・ステージで聴いた時は2時間ほど延々と響く単調な音に飽き飽きした記憶がある。 だがこの盤での演奏は一気に聴き通させる力がある。
本作は2nd Setと呼ばれるもの、因みに1st Setは未発表です。
同年(1973年)には”Akisakila”(Trio)、”Solo”(Trio)の2枚が日本で録音されていますが、ベストはこの盤かな!



CECIL_TAYLOR_convert_20150102235527.jpeg Spring Of Two Blue J's (Unit Core)

先に紹介した”Indent”と対を成す名盤で、これも1973年の録音です。
メンバーはCecil Taylor(p), Jimmy Lyons(as), Sirone(aka Norris Jones)(b), Andrew Cyrille(dr)。
一時はゴロゴロ見かけた盤ですが、最近はどうなのだろうか?



CecilTaylor2_convert_20150102235953.jpg Dark To Themselves (enja)

これはカルテットでの演奏。
セシル・テイラーといえば相棒は長らくジミー・ライオンズだったが、このアルトの良さは未だに理解できていません。
このアルバムのメンバーは、Cecil Taylor(p), Raphe Malik(tp), Jimmy Lyons(as), David S. Ware(ts), Marc Edwards(dr)、熱気がもの凄いです。
David S. Wareの紹介でも取り上げていますので、参考に!




続いてのお勧めがこれ。

ceciltaylor5_convert_20150103000534.jpg Second Act Of A(Shandar)

「Aの第二幕」、謎めいた題名にも惹かれた。
ジャズを聴き始めた頃、導いてくれた友人がこの盤が素晴しいと言っていたっけ!
当時はまったく理解できませんでしたが。

Vol.2, 3 は未だに未入手、探さなくては。




最後はジャケットでの推薦盤。

ceciltaylor4_convert_20150102231405.jpg Garden(hat Hut)

1980年に吹き込まれたhatARTからの1枚、 Cecil Taylor - Garden です。
秀逸なデザインです。
ウォーホールを想わせるし、100本あったら草間 彌生になる。




このシリーズ、次は誰にしようかな!

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Ornette Coleman

アイラーに続くサックスの巨人、オーネット・コールマンの登場です。 50年を超える演奏は進化し続け、時代時代で面白い。 この人に駄盤は皆無と言って良いのではなかろうか。 

ornette2_convert_20141130192230.png Free Jazz (Atlantic)

この前にContemporaryから始まりますが、枚数の関係からAtlanticから。 これは外せません。
左チャンネル
オーネット・コールマン(アルト)、ドン・チェリー(トランペット)、スコット・ラファロ(ベース)、ビリー・ヒギンズ(ドラム)
右チャンネル
エリック・ドルフィー(バスクラ)、フレディ・ハバード(トランペット)、チャーリー・ヘイデン(ベース)、エド・ブラックウェル(ドラム)

ドルフィーまで入っちゃってます。



Ornette7_convert_20141130192916.jpg At the Golden Clicle (Blue Note)

Blue Noteにオーネット、ちょっと異質な組み合わせだが、これも傑作。
アイラーもそうだが、オーネットも口ずさめる。
Blue Noteでは、”Empty Foxhole”も大好きな一枚だ。



ornette1_convert_20141130192158.jpg Crisis (Columbia)
Columbiaに移っても好調を維持したまま。
”Skies of America”、”Science Fiction”...どれを選ぶか、
『アメリカの空』はフル・オーケストラとの競演、オーネットのスコアはジャズだけどクラシック、この壮大さに言葉は必要ない。 必聴です。



ornette3_convert_20141130192311.jpg Dancing in Your Head (Horizon)

ここからスタイルが大きく変わりフリー・ファンクの世界へ突入。
エレクトリック・マイルスに賛否両論は頷けるが、ここから始まる唯一無二のファンキー・オーネットに異論は無用だ。



最後の1作は、珍らしさ(内容もまあまあ)で紹介。

ornette5_convert_20141130192411.jpgIn Concert (Craws)

これはジャケなしの少しだけ珍しい盤、1974年の録音でメンバーは次の通り。
Ornette Coleman (as, tp, vl) James "Blood" Ulmer (gu), Norris Sirone Jones (b), Billy Higgins (dr)



最後に番外。
といってもオーネットではありません。

ornette6_convert_20141130192852.jpgThe Don Heckman-Ed Summerlin Improvisational Jazz Workshop (Incus)

Don Heckmanという人のアルバムで、オーネットのソックリさんだ。
1965年の録音で微笑ましいです。
何と、Steve Kuhn、Ron Carter、Steve Swallowの名前が!
真面目なジャズです。



次は誰にしようかな。

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ジャンル : 音楽

Albert Ayler

サニー・マレーを出したらアルバート・アイラーに続けるのが妥当でしょう。 絶対にパスできないフリーの巨人だ。 34歳という若さでイースト・リヴァーで死んだ。 

この人駄盤が少なく甲乙付け難いのですが、適当に次の3枚を取り上げましょう。 

albertayler2_convert_20141029142142.jpg Spiritual Unity (ESP1002)

まずはESPレーベルから。 リーダ・アルバムは次の8作品。
・ Spiritual Unity (ESP1002) 本作、衝撃の第1作
・ Bells (ESP1010) 引続きの衝撃
・ New York Eye And Ear Control (ESP 1016) ドン・チェリーと
・ Spirits Rejoice (ESP-Disk' ESP 1020) アイラーはスピリッツ好き
・ Prophecy (ESP3030) ずっと後になってリリース、これも最高
・ Live At Slug's Saloon 1&2 (ESP Base ESP 3031-2) イタリアからリリース
・ Live On The Riviera (ESP-Disk' ESP 4001) これ未聴



albertayler5_convert_20141029142037.jpg In Greenwich Village (Impulse! AS 9155)

続いて忘れられないのがこの1枚。
Impulseには駄作もあるが、これは傑作。
ビーバー・ハリスがドラマー、今まで気付きませんでした。

本作と「骸骨のシェップ」は、若きtam.raに大きなインパクトを与えた。



ayler8_convert_20141029150013.jpg My Name is Albert Ayler (Debut)
ヨーロッパ盤にも好盤が沢山あるが3作目はこれにしよう。
『私の名前はアルバート・アイラーです』 だって。
1. Introduction by Albert Ayler
2. Bye Bye Blackbird
3. Billie's Bounce
4. Summertime
5. On Green Dolphin Street
6. C.T.
大スタンダート大会だが、一筋縄ではいかないアイラー節が爆発。



続くお勧めがこれ。

albertayler4_convert_20141029142942.jpg Prophecy (ESP3030)

ずっと後になってESPからリリースされた1枚。
こんなに素晴しい作品が眠っていたのか不思議な1枚。

イタリア盤はごろごろしていたが、本家US盤は見当たらなかった。



最後の1作は、珍らしさ(内容もまあまあ)で紹介。

ayler9_convert_20141029204726.jpgThe Berlin Concerts 1966 (Relyable)

hatOLOGYでCD化されているがLPは珍しい。



tam.ra家の愛犬、『私の名前は、「アイラ」~』です。

このシリーズ、次は誰にしようかな!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ジャズを聴いて110年

tam.ra


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2016年8月20日最終更新

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