My Favorite Albums - organs (1)

オルガン特集、ちょっと捻り過ぎかもしれませんが、好きなアルバムをピックアップしてみました。
順序は苗字ABC順で意味はありません。

Lou_convert_20170909115129.jpg◆ Lou Bennett
Live at club saint-germain (vogue)
1980
Lou Bennett (org), André Condouant(gu), Billy Brooks (dr)

最初はピアニストとしてスタートしたが、ジミー・スミスを聴いてオルガンに転向したそうだ。アメリカで芽がでなかったためか、1960年にパリに移り住み十数枚の録音を残している。このジャケットを見ると相当に黒い感じがするが、フランスでの影響か洗練した感じのオルガン。
ギターの André Condouantをこんなところで発見!



miltt_convert_20170909190852.jpg◆ Milt Buckner
Please, Mr.Organ Player... (Argo)
May 26,27,1960
Milt Buckner(org), James Campbell(as), Reggie Boyd(gu), Richard Evans(b), Maurice Sinclaire(dr)

Argoのミルト・バックナー。 何故か座布団2枚、これ偽ミルト? 棟方志功ではないか...この人も60年代後半からパリに。
THE RECORDED WORKS OF MILT BUCKNER”は凄いぞ!!!



charles_convert_20170909115047.jpg◆ Charles Earland
In The Pocket... (Muse)
1982
Charlie Earland(org), Houston Person(ts), Melvin Sparks(gu), Idris Muhammad(dr)
オルガンジャズといえば、Prestige末期からMuseに引き継がれ素晴らしいアルバムが沢山残されている。
チャールス・アーランドは代表選手と言って良いでしょう。 特にMuse時代のアーランドは格別、すべてのアルバムが代表作と断言しても良いので迷わず買って下さい。 保障します。



eddie2_convert_20170909190757.jpg◆ Eddy Louiss
sang mele (Nocturne)
1987
Eddy Louiss(org), Dominique Pifarely(vl), Pico Sery(dr), etc.

エディ・ルイスはフランス人。この人の素晴らしさはミシェル・ペトルチアーニとのDOU2枚を聴けば誰でも納得するに違いない。 ジャズ・ミュージシャンではあるが音楽的には幅広いものを感じさせる。



jimmy2_convert_20170909190826.jpg◆ Jimmy McGriff
Giants Of The Organ In Concert (Groove Merchant)
1973
Jimmy McGriff(org), Groove Holmes(org), Leon Cook(gu), Mark Elf(gu), O'Donel Levy(gu), Mike Moss (dr)

この人のオルガンもコテコテ感は少ない方の部類だ。 そんな中で、2オルガンでやれば気合が入らない筈がない。 しかも3ギターに1ドラムという変則。 Groove Holmesとの掛け合いは一聴の価値あり、オルガン好きには欠かせない1枚。 持ってない方は是非購入を!


jimmy_convert_20170909115108.jpg◆ Jimmy Smith
The Sermon! (Blue Note)
August 25, 1957 & February 25, 1958
Jimmy Smith(org), Lee Morgan(tp), Lou Donaldson(as), Tina Brooks(ts), Kenny Burrell(gu), Art Blakey(dr)/
Jimmy Smith(org), Lee Morgan(tp), George Coleman(as), Eddie McFadden(gu), Donald Bailey(dr)
この人ほど切れた時の凄みを感じるオルガンはいないでしょう。
説明の必要のないオルガンの帝王だ。



young_convert_20170909191541.jpg◆ Larry Young
Heaven On Earth (Blue Note)
February 9, 1968
Larry Young(org), Byard Lancaster(as), Herbert Morgan(ts), George Benson(gu), Edward Gladden(dr), Althea Young(vo)

出ました。 Blue Noteの新星。 と言っても、1960年代に活躍した人で、1978年に38歳という若さで亡くなったこと、ジャズからも距離を置いていたことなど、tam.raの中では...だ。




我ながら大満足の布陣、幅広いオルガン奏者が並んだ。
全ての盤がお勧めですよ。
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Stan Getz

ジャズの巨匠シリーズ第5回、スタン・ゲッツ (born Stanley Gayetski,1927 – 1991) です。
70年代初頭にジャズを聴き始めたtam.ra、ゲッツを意識し偉大さを理解できたのは70年代末頃だったと記憶している。
以下に紹介するアルバムを辿ると、ゲッツは最初から最後まで高いレベルを維持し続けたことが分かる。

それでは早速、好みの作品を紹介しましょう。

getz6_convert_20170720211001.jpgthe sound(Roost)
Stan Getz (ts) Al Haig (p) Tommy Potter (b) Roy Haynes (dr)
NYC, May 17, 1950

「ザ・サウンド」、大きく出たものだ。 ”これがジャズだ”っていう感じかな、日本語で。 23歳の若者の音とは思えない、ゲッツは最初から大物だった。 天才に相応しい!



getz5_convert_20170720210933.jpgFocus (Verve)
Stan Getz(ts), Hershey Kay and His Orchestra
July 14,28 1961

ゲッツはVerveにも多くの録音を残しているが、そんな中からの1枚。 この恐ろしいほどの集中力は尋常でない、タイトルそのものだ。




getz3_convert_20170720210859.jpgGetz/Gilberto  (Verve)
Stan Getz(ts), João Gilberto(gu,vo), Antônio Carlos Jobim(p), Sebastião Neto (b), Milton Banana(dr), Astrud Gilberto(vo)
March 18–19, 1963

Verveからもう1枚。ジャズボッサと言えばゲッツ。 ジャズメンのボサノバ・アルバムは他にも沢山ある。
Charlie Byrd / Bossa Nova Pelos Passaros
Zoot Sims / New Beat Bossa Nova, Vol. 1
Dave Brubeck / Bossa Nova U.S.A.
Cannonball Adderley / Cannonball's Bossa Nova
Ike Quebec / Bossa Nova Soul Samba
Charlie Rouse / Bossa Nova Bacchanal

アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、そしてアストラット・ジルベルトを迎えた本作は随一。


getz7_convert_20170720211032.jpgChildren of the World  (Columbia)
Stan Getz (ts) Andy LaVerne (p), Lalo Schifrin (p) Mike Lang, Clark Spangler (syn), Sonny Burke (syn) Abe Laboriel (b), Stanley Clarke (b) Victor Jones (dr), Joe Porcaco (perc) Steve Foreman, Bob Zemmitti (perc)
December 20-21, 1978

Columbiaのゲッツ、スヌーピーのゲッツとも呼ばれているらしい。
見逃され勝ちの本作、聴きましょう!



getz2_convert_20170720210837.jpgSerenity (EmArcy)
Stan Getz(ts), Kenny Barron(p), Rufus Reid(b), Victor Lewis(dr)
July 6, 1987

メンツが最高。本作と、もう一枚"anniversary!"はコペンハーゲンの Cafe Montmartreで録音され2枚に分けてリリースされたもの。 ゲッツも絶好調。




gets1_convert_20170720210807.jpgApasionado (A&M Records)
Stan Getz (ts), Kenny Barron (p), Alex Blake (el-b), Terri Lyne Carrington (dr), Eddie Del Barrio (kbd), Frank Zottoli (kbd)
May 22, 1990

1990年、晩年のゲッツの傑作。ここでも一緒しているケニー・バロンはゲッツとのDUOアルバムで覚醒した人、生涯の伴侶となった。



このシリーズ、次は誰にしようかな!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : brass_tenor

Roland Kirk

ジャズの巨匠シリーズ第4回、ローランド・カークです。 前回のアート・ペッパーに続き、カークを前期・後期に分けて語るとすると1975年に脳梗塞で倒れた時を境目に。 

沢山ある名盤の中から好みで紹介しましょう。



kirk9_convert_20170622211601.jpg Slightly Latin (Limelight/ LS-86033)
Roland Kirk(reeds), Virgil Jones(tp), Martin Banks(flh), Garnett Brown(tb), Horace Parlan(p), Edward Mathias(b), Sonny Brown(ds),
Montego Joe(conga), Manuel Ramos(perc)
November 16 & 17, 1965
1965年の録音でありカーク絶好調の時期といってよいでしょう。
”Limelight”盤の豪華なジャケットとカークの魅力が相まって所有欲をそそる1枚。





聴いているだけでも楽しいのですが、見て楽しいのがカーク、YouTubeから動画を拝借。
その1;
カークは多楽器奏者。
サクソフォン、トランペット、クラリネット、フルート、ピッコロ、オーボエ、イングリッシュホルン、パグパイプ、リコーダー、リリコン、ハーモニカ、ホイッスル、カズー、チェレスタ、アフリカン・タンブ・ピアノ、オルガン、パーカッション、カスタネット、エレクトリック・カリンバ、サイレン、ゴング(wikiより)
しかも同時に複数楽器を操る一人オーケストラ。
サックス3本銜えは、なんだこれ



その2;
カークは、循環呼吸奏法の第一人者、以下の動画では5分過ぎからの4分間聴くことができる。 聴いている方が息苦しくなってくる。”Prepare Thyself to Deal With a Miracle”のB面、20分間にわたっる息継ぎなし演奏、...





kirk5_convert_20170619220420.jpgNow please don’t you cry, beautiful Edith  (Verve)
Roland Kirk (ts, mzo, str, fl) Lonnie Liston Smith (p) R. Boykins (b) Grady Tate (dr)
May 2, 1967
カークは異端者、ゲテモノ扱いを受けることもありますが、演奏技術は超一流。
Verveに吹き込まれたこの1枚、ピアノ・トリオをバックにスタンダードなカークを聴くことができます。



kirk4_convert_20170619220347.jpgLive in Paris, 1970, Vol. 1  (France's Concert)
Roland Kirk(eeds), Ron Burton(p), Vernon Martin(b), Jerome Cooper(ds), Joe Texidor(perc)
22 Feb 1970
France's Concertレーベルからの1枚。
このレーベル、90年代だったか一気に20枚ほどリリースして消えてしまったが、魅力ある盤が沢山ある。
ビル・エバンスの3枚が有名だが、カークの2枚も負けていない。 録音もよい。



ここから後期に入ります。
半身不随を感じさせないアルバムが沢山あってびっくり。
ここでは1枚だけ紹介します。

kirk7_convert_20170619220535.jpgLive In Dortmund (Jazz Traffic)
Rorand Kirk(reeds), Gil Evans Orch.
October 30, 1976
これはCDでリリースされたもの。
カークは他人名義のアルバムに参加すると、借りて来た猫になることが多い。
ギルとカークの共演と聞き期待を持って買ったのだが外れた。
両人の体調の悪さも手伝って盛り上がりに欠ける演奏となっている。
だが今となってはもう聞けない二人、貴重な1枚となった。



大大大好きなカークでした。

このシリーズ、次は誰にしようかな!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

tag : brass_tenor

Bud Powell

ジャズの巨匠シリーズ第3回、パウエル(Earl Rudolph Powell), 1924年9月27日 - 1966年7月31日)です。 
ジャズを聴き始めて最初に好きなったピアニスト。
パウエルの好調期は1953年くらいまでとの意見もありますが、出来不出来は常にあったように思います。 後期の方がパウエルの人間味を感じさせる作品があり、捨てたもんではありません。

それでは早速、好みの作品を紹介しましょう。

powell7_convert_20170517212841.jpgThe Bud Powell Trio(Roulette(JPN)
Bud Powell (p) Curly Russell (b) Max Roach (ds)
1947/01/10
Bud Powell (p) George Duvivier (b) Art Taylor (ds)
1953/08/14

邦名「バド・パウエルの芸術」、2つのセッションのカップリング盤です。 栗村氏らの努力で、Roostに残した8曲のコンプリート盤ということらしいです。 A面は22歳当時の演奏、若者パウエルの最高傑作と言ってよいでしょう。 B面はそれから6年後の録音、通常の人の10倍の時間が圧縮されたような人生を送ったに違いないパウエル、音に丸みと厚みが出ています。 こちらもパウエルの最高傑作と言ってようでしょう。最高がいくつもあるんです、天才には!




powell1_convert_20170517212626.jpgJazz Giant (Verve)
Bud Powell(p) Ray Brown (b) Max Roach (ds)
1949/05
Bud Powell(p) Curly Russell (b) Max Roach (ds)
1950/01..02

パウエルはVerveにも多くの録音を残していますが、そんな中からの1枚。 Verve盤はどれも水準が高いのですが、この1枚の選択理由はジャケット、レンガ色の赤も際立っていますが、ずっと向こうに描かれた1台のピアノに向かった男はパウエルでしょうか。
作者はDavid Stone Martin、天才の孤独を描ききっています。




powell0_convert_20170517213332.jpgJazz At Massey Hall Vol. 2  (Debut)
Bud Powell(p), Charles Mingus(b), Max Roach(ds)
May 15, 1953

これ10インチで去年入手。出来はあまり良くない(と思う)が汗だらだらのパウエル、持っているだけで幸せ。




powell_convert_20160327195555_20170517213521552.jpgThe Scene Changes'  (Blue Note)
Bud Powell (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
December 29, 1958

The Amazing Bud Powell (Vol. 5)、これパウエル入門盤、『クレオパトラの夢(Cleopatra's Dream)』です。
バド・パウエルを知らない方はまずこの1曲から入って下さい。
呻き声には耳をつぶって!このアルバムの詳細は、こちらの記事にあります。




powell5_convert_20170517212750.jpgA Portrait Of Thelonious (Columbia)
Bud Powell (p), Pierre Michelot (b), Kenny Clarke (ds)
Dec. 1961

1960年代にはジャズの本場アメリカから多くのジャズミュージシャンがヨーロッパに活動の場を移しているが、パウエルlは1959年に渡仏。 ヨーロッパのミュージシャンを従えた1枚、これは後期パウエルの最高傑作でしょう。



powell6_convert_20170517212813.jpgLive in Lausanne 1962 (After Hours)
Bud Powell (pi), Jacque Nevard (b), Michel Thevenoz (ds)
January 31, 1962

50年代中期以降は麻薬やアルコールなどの中毒に苦しみ、精神障害を負う。しかしながら、不調期の録音においても、呻き声を発しながらの鬼気迫る演奏を聴くことができ、これを含めてパウエルの個性として評価する声が多い。(日本語Wikipediaより)
この1枚がまさに鬼気迫るパウエルを聴くことのできる1枚。




このシリーズ、次は誰にしようかな!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Miles Davis

ジャズの巨匠シリーズ第2回、マイルスです。生マイルスは見ていません。残念
ペッパーは前期・後期に分けて語られていますが、マイルスはエレクトリックで切るのが妥当でしょう。 理由は簡単、エレクトリック・マイルスに着いて行けない人が多いからです。tam.raもその一人。

沢山ある名盤の中から年代順に好みで紹介しましょう。

miles7_convert_20170423201625.jpgCockin' (Prestige)
Miles Davis(tp), John Coltrane(ts), Red Garland(p), Paul Chambers(b), Philly Joe Jones(dr)
Octover 26, 1956

まずはINGシリーズから1枚。
1956年の5月11日と10月26日のセッションをCookin'、Relaxin'、Workin'、Steamin'の4枚に分けてリリースしたもの。マイルスの第一期黄金時代、超入門のシリーズらしいので一応聴いておきましょう。 INGシリーズではなくマラソン・セッションって呼ばれているらしい。これも知っておこう。


miles9_convert_20170423213739.jpgMiles in Amsterdam (Jazz O.P.)
Miles Davis (tp), Barney Wilen (ts), Rene Urtreger (p), Pierre Michelot (b)/ Kenny Clarke (dr)
December 8, 1957

1984年になって、イタリアからリリースされた一枚。
バックは欧州の精鋭、USAではなくEuropeの音がある。 録音も良いしマイルスのピカ一名盤です。
昔は良く見掛けたけど、最近はどうなのかな?




miles4_convert_20170423220121.jpgSketches Of Spain(Columbia)
Gil Evans Orchestra
November 20, 1959; March 10, 1960

ジャズを聴かない人にもお勧めの超入門盤
マイルスの良さを引き出したギルの采配に喝采!
美しいです。



miles1_convert_20170423195934.pngMy Funny Valentine  (Columbia)
Miles Davis(tp), George Coleman(ts), Herbie Hancock(p), Ron Carter(b), Tony Williams(dr)
1964年2月

コレトレーンがImpulseからバラード集を出したが、マイルスはColumbiaからSomeday My Prince Will ComeとかRound About Midnightなど、売れ筋盤を出した。
バックのピアノトリオはマイルスのお目に叶った若者が!



miles8_convert_20170423201646.pngJack Johnson(Columbia)
Miles Davis(tp), Steve Grossman(ss), Herbie Hancock(kb), John McLaughlin(gu), Bennie Maupin(b-cl), Sonny Sharrock(gu), Michael Henderson(b), Dave Holland(b), Billy Cobham(dr), Jack Dejohnette(dr)
February 18 and April 7, 1970

黒人のボクサー、ジャック・ジョンソンに捧げた1枚。
ジャズよりロックっぽい。 そしてエレクトリックに旋回!



miles3_convert_20170423200001.jpgMiles Davis At Filmore  (Columbia)
Miles Davis(tp), Steve Grossman(ts,ss), Chick Corea(el-p), Keith Jarrett(e-org), Dave Holland(b), Jack DeJohnette(dr), Airto Moreira(perc)
June 17–20, 1970

エレクトリック・マイルスの始まり、なかなか良いですが、tam.raのマイルスはここで終わった。



このシリーズ、次は誰にしようかな!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Art Pepper

ジャズの巨匠シリーズ第1回、アート・ペッパーです。なにせ、3回も来日公演へ行ったtam.raなのです。
ペッパーは前期・後期に分けて語られていますが、まあ妥当でしょう。 

沢山ある名盤の中から好みで紹介しましょう。

art8_convert_20170401231758.jpgSurf Ride  (Savoy)
Art Pepper (alto sax) Hampton Hawes (piano) Joe Mondragon (bass) Larry Bunker (drums)
Los Angeles, CA, March 4, 1952
このレコードを購入したのは確か30年以上も昔のこと、だがどこで買ったかは記憶に鮮明に残っている。
場所は銀座、店は確か地下にあった。 そして店名は...十字屋?ハンター?どちらかだ。 当時はまだペッパーなど知らず、サニー・マレーの”Sonny's Time Now”を見付けて店店を彷徨い歩き、手ぶらで帰れぬと1枚選んだのがこの1枚。
今となっては懐かしい思い出だ。



art5_convert_20170401200457.jpgThe Marty Paich Quartet Featuring Art Pepper  (Tampa)
Art Pepper (alto sax) Marty Paich (piano) Buddy Clark (bass) Frank Capp (drums)
Los Angeles, CA, August, 1956
これ日本盤、オリジナルは高くて手が出せない。
日本人らしい徹底的にオリジナルに似せた作り、手放したくない1枚だ。
ペッパーも良いです。




art1_convert_20170401200257.jpgThe Art Of Pepper (テイチク)
Art Pepper (alto sax) Carl Perkins (piano) Ben Tucker (bass) Chuck Flores (drums)
Hollywood, CA, April 1, 1957
これは、それまでテープ媒体でしか聴けなかったものを初めてLP仕様でリリースされたことが話題となったアルバムで、Vol1.、Vol.2の2枚。ここでのペッパーはやたらと明るい。 軽いと言えばそれまでだが、ペッパーファンは持っていないといけない2枚です。



ここから後期に入ります。
art4_convert_20170401200431.jpgAmong Friends  (Interplay)
Art Pepper (alto sax) Russ Freeman (piano) Bob Mugnusson (bass) Frank Butler (drums)
Los Angeles, CA, September 2, 1978
これ後期ではあるが、もっとも前期の煌めきを残している1枚。
妙中さんのInterPlayからリリースされた。
後期ペッパーをダメだという人も評価する1枚。



art7_convert_20170401200551.jpgArt Pepper - Straight Life  (Galaxy GXY-5127)
Art Pepper (alto sax) Tommy Flanagan (piano) Red Mitchell (bass) Billy Higgins (drums) Kenneth Nash (percussion -5)
Berkeley, CA, September 21, 1979
これ実は未入手、Wanted!の1枚。
この辺りのペッパー盤が市場から消えてしまっている。 ないと益益欲しくなる。
欲しい理由は、”Nature Boy”の演奏の美しさ!
いつの日かこんな演奏をお披露目することを夢見て、見つけるぞ~



art6_convert_20170401200525.jpgUnreleased Art, Vol. 1: The Complete Abashiri Concert(ビクター)
Art Pepper(as) Geoge Cables(p) David Williams(b) Carl Burnett(ds)
網走市民会館 - November 22, 1981
最後の1枚はCD、日本録音では本作と山形のライブが双璧を成す。
カセットテープでの隠し撮りが海賊盤で出ていたものをローリー夫人が買い取り、正式リリースされたもの。
刑務所暮らしの長かったペッパーが網走で燃えに燃えた演奏を聞かせます。
これを聴いて後期ペッパーを認めない人はジャズが分らない人だ!




このシリーズ、次は誰にしようかな!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

David Murray

フリー・ジャズ・シリーズ、
1976年”Flowers for Albert” でデビュー、「アイラーへの献花」なんていうタイトル付けるからフリー・ジャズに括られているけど、この人はベン・ウェブスターみたいな人達の血筋を引いた伝道師みたいな感じです。

まずはリアルタイムで聴いたこの1枚から。
当時、誌上を少しだけ賑わした記憶があるが、あまりピンと来なかった。
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Flowers for Albert (India Navi.)
June 26, 1976 live at The Ladies' Fort, NY
David Murray (ts), Olu Dara (tp), Fred Hopkins (b), Phillip Wilson (dr)
1. Joanne's Green Satin Dress
2. Ballad For A Decomposed Beauty
3. Flowers For Albert
4. Roscoe



確か神保町にあった中古レコード店「トニー」で見つけた記憶がある。
Murrayにはあまり珍しい盤はないが、少しだけ見掛けない盤だ。
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Live at the Peace Charch (Danola)
1976 live in concert at St. Marks Church, NY
David Murray (ts), Fred Hopkins (b), Stanley Crouch (dr)
1. Beauty from Elsewhere
2. Future Sally's time
3. Low Class Conspiracy
4. Turquoise Cement Flower



ソロ三部作というか、2日間に渡るライブ”at the Theatre Mouffetard, Paris”録音を仲良く3つの別々のレーベルに分けリリースしたもの。
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Organic Saxophone (Palm)
February 6 & 7, 1978
1. Body And Soul
2. Chan Pour Une Nouvelle Afrique Du Sud
3. Ballab For Matthew and Maia Garrison
4. Hope/Scope
5. All The Things You Are
6. The Prominade Never Stops
7. Monica In Monk's Window

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Sur-Real Saxophone (Black Saint)
February 6, 1978
1. Invocation To Past Souls
2. The Cats
3. Plastic/Drastic
4. Noteworthy Lady
5. Low Class Conspiracy
6. After All This

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Conceptual Saxophone (Cadillac)
February 6th & 7th, 1978
1. Body And Soul (Dedicated To Coleman Hawkins And Ben Webster)
2. Chant Pour Une Nouvelle Afrique Du Sud
3. Ballad For Matthew And Maia Garrison
4. Hope / Scope (Dedicated To Mary Hope Lee)
5. All The Things You Are (Dedicated To Ntozake Shange)
6. The Promenade Never Stops (Dedicated To George Brown)
7. Monica In Monk's Window



2枚組のサックス・トリオ、Murrayの凄さが分かる1枚。
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3D Family (Hat Hut)
September 3, 1978
David Murray (ts), Johnny Dyani (b), Andrew Cyrille (dr)
1. In Memory of Jomo Kenyatta
2. Patricia
3. 3D Family (for Walter P. Murray)
4. Shout Song (for Cecil Taylor)
5. P.O. In Cairo



この時代は、どれを選択しても間違えなしのMurray絶頂期の1枚。
これもなかなかのものです。
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Let The Music Take You (Marge)
January 30, 1978 live in Rouen, France
David Murray (ts), Lawrence "Butch" Morris (cor), Johnny Dyani (b),  GeorgeBrown (dr)
1. The Fast Life
2. Monikole
3. Let The Music Take You
4. The Hill



最後は詩人として知られるアミリ・バラカ、もしかすると Everett LeRoi Jonesの名前の方が通りが良いかも。 ここにDavid Murrayが入っています。 この1枚、名盤です。
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New Music-New Poetry (India Navi.)
Amiri Baraka(poem), David Murray(ts), Steve McCall(dr)
1. The Last Revolutionary (For Abbie Hoffman)
2. Against Bourgeois Art
3. Strunza Med
4. I Love Music
5. Dope
6. Class Struggle In Music I
7. Class Struggle In Music II
8. In The Tradition (For Black Arthur Blythe)



このシリーズ、次は誰にしようかな!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Frank Lowe

フリー・ジャズ・シリーズ、
1971年にAlice Coltraneの”World Galaxy”(Impulse)でメジャーデビュー、遅れて来たフリー・ジャズの伝道師フランク・ロー(born1943-died2003)の登場です。

まずはこの1枚から。

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 BLACK BEINGS (ESP)

ESPレーベルは、なんと言っても1000番台、その後2000、3000、4000、5000番台までリリースしているがそのポリシーは明確ではない。 この盤はESP 3013というフリージャズ下り坂時代にリリースされたものなんです。
破れたセルロイド製サックスのような音は超刺激的、1000番台に出されていれば問題作となっていた筈だ。
1973年の初リーダ作でメンバーは次の通り。
Frank Lowe(ts), Joseph Jarman(ss,as), Rashid Sinan(dr), Raymund Cheng(vl), William Parker(b)



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 Doctor Too-Much(Kharma)

1977年に”Kharma”というマイナーレーベルからリリースされた1枚。 Kharma RecordsはSunny Murrayの”Charred Earth”で始まり8枚で終わった短命のレーベルだがフリー系のアルバムはどれも充実。(PK-1、本作、PK-3/4の3枚しか持っていませんが)
メンバーは次の通り。
Frank Lowe(ts), Olu Dara(tp), Leo Smith(tp), Phillip Wilson(dr), Fred Williams(b)



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Lowe & Behold(Musicworks )

ドスの効いたこのジャケット、これは珍しく11人編成のオーケストラ、リーダとしての才能を示した作品。 これを聴くと長生きしてもっとオーケストラ作品を出して欲しかった。
1977年のリリースで、メンバーは以下の通り。
Frank Lowe(ts), Joseph Bowie(tb), Butch Morris(cor), Arthur Williams(tp), Billy Bang(vl), Polly Bradfield(vl), Eugene Chadbourne(gu), John Lindberg(b), Phillip Wilson(dr), John Zorn(as), Peter Kuhn(cl)



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Decision In Paradise(Soul Note)

イタリアのSoul Noteから1984年にリリースされたアルバム。 ここではジェリ・アレンの参加が注目される。
素晴らしい内容でメンバーは次の通り。
Frank Lowe(ts), Don Cherry(tp), Grachan Moncur III(tb), Geri Allen(p), Charnett Moffett(b), Charles Moffett(dr)

なかなかのものです。



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Out of Nowhere(Ecstatic Peace)

これはA面だけ、しかもドラムとのDUO作品。
1992年の録音で、AEOCの初期メンバーとして活躍したフィリップ・ウィルソンと。
Frank Lowe(ts), Philip Wilson(dr)

これも今となっては珍しい1枚だ。




最後にルール違反のCDから2枚。

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Soul Folks(No More)

No Moreという先を予言するようなレーベルから、1998年のリリースでメンバーは次の通り。 Jack Walrathが一緒とは!
Frank Lowe(ts), Bertha Hope(p), Jack Walrath(tp), Steve Neil(b), Ralph Peterson(dr)



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One for Jazz(No More)

生涯仲良しだったバイオリンのビリー・バングとの1枚を欠かす訳にいかない。
上記作品と同じレーベルNo Mureから1998年のリリースでメンバーは次の通り。
Frank Lowe(ts), Billy Bang(vl), Ed Schuller(b), Abbey Rader(dr)



このシリーズ、次は誰にしようかな!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Marion Brown

フリー・ジャズ・シリーズ、
牧歌派の戦士マリオン・ブラウンの登場です。

marion2_convert_20160331211818.jpg WHY NOT?(ESP)

マリオンもESP卒業生の一人です。 バイオを調べると、
1985年にArchie Sheppの”Fire Music”、John Coltraneの”Ascension”、供にImpulseの大名盤に参加。 同年11月にはESPより自己の初リーダ作Marion Brown Quartet(ESP1022)を発表、本作は翌年のESP2枚目となる。




marion5_convert_20160331211551.jpg Sweet Earth Flying(Impulse)

次掲の”November Cotton Flower”と対を成す代表作と言って良い作品。
これは素晴しいですね。
この2枚を聴いてもらうと分かるのですが、マリオンがフリー・ジャズに区分されるのに違和感を覚えるに違いない。




marion1_convert_20160331211344.png  November Cotton Flower(Baystate)

マリオンの代表作を1枚選べて言われたらこの作品でしょう。 異論なし!
日本のBaysateリリースが嬉しいですね! Baysateには他に以下の3枚があります。
Passion Flower ~ Dedicate To Johnny Hodges(Baystate/RVC RVJ 6024)
Soul Eyes(Baystate/RVC RVJ-6036)
Zenzile featuring Marion Brown(Baystate/RVC RVJ-6009)




marion3_convert_20160331211454.png  Afternoon Of A Georgia Faun(ECM)

生誕の地、ジョージアを描いたシリーズの1枚。
このような作品の一方で、マリオンは相手方がドフリーだと付き合ってドフリーに走る傾向がある。(個人的にはあまり好みではない)



続いてのお勧めがこれ。



marion4_convert_20160331211521.png 79118 LIVE(DIW)

この盤も日本発、Disk Unionが主宰していたDIWからのリリース。
ほとんど話題にも上らず埋もれている作品ですが、なかなかのものです。




最後の1枚は、これ。

marion6_convert_20160331211617.jpg Solo Saxophone(Sweet Earth Records)

サックス奏者、生涯1枚はソロ・アルバムを吹き込みたいのかな!



最後に、WANT LISTに載せている1枚、誰かちょうだい、お願いです。
NTERface with Marion Brown: Glimpses(ReEntry Records RE 003)

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Archie Shepp

シェップです。
が、フリー・ジャズ・シリーズに登場頂くのは、強い引っ掛りがある。
23歳でCecil Taylorの所からデビュー、そしてThe New York Contemporary Fiveの結成、この辺りがフリーの闘士と見られているのだろうか。
これから紹介するアルバムを見てもらえば違ったシェップが見えてくるでしょう。

shepp1_convert_20151212224022.jpgAttica Blues(Impulse)

シェップとImpulseは切っても切れない関係、代表作がずらりと並んでいます。 一番手は大編成のアッティカ・ブルース。 

1971年9月9日にカリフォルニアのサン・クェンティン刑務所で服役していた黒人急進的思想家ジョージ・ジャクソンが脱獄を試みて失敗し射殺された。 これに呼応して、アッティカ刑務所で暴動が発生。
 
シェップはどんな思いでこのアルバムを禄音したのだろうか?


shepp4_convert_20151212222301.jpg Fire Music(Impulse)

笑う子供も嗤う大人も固まる花髑髏(ドクロの漢字はこう書くらしい}のシェップです。
この盤10年以上棚に収まったまま、内容思い出せないが紹介に値する内容だったことは確かだ。

やっぱりこの盤はLPでないとダメですね。



shepp10_convert_20151212223531.jpg Live At the Donaueschingen(SABA)

ドイツ南西部に位置するドナウエッシンゲン、1967年に催された音楽祭での録音。
B面に入っている"The Shadow of Your Smile"のメロディ、このテーマを聴くだけで心揺さぶられる名演、皆に聴いて欲しいシェップです。



続いてのお勧めがこれ。


shepp3_convert_20151212222222.jpg Steam(enja)

アルバム・タイトルは”湯気”、汗ダラダラのシェップのジャケ写真が示す通り熱い演奏だ。
1曲目は”A MESSAGE FROM TRANE”、イタコが呼び寄せたトレーンの前での熱演、熱くなるのは頷ける。

レーベルはドイツのEnja、黄ばむジャケットは玉に傷だ。



shepp7_convert_20151212222444.jpg A Sea of Faces(Black Saint)

1972年に”The Cry Of My People” (Impulse)をリリース、3年の沈黙を経て明るくなって戻ってきたシェップがここにいます。 同年にリリースされた”There's a Trumpet in My Soul”(Freedom)とイメージが重なる。

ここには怒りに満ちたあのシェップはいない。 


shepp8_convert_20151212222514.jpg You're My Thrill(Vent Du Sud)

Michel Marreというトランペッターは今もよく分かりませんが、ピアノは名探偵シーグフリード・ケスラーが共演しています。 スタンダードを並べたこの盤、シェップはシェップです。

間違えな~し、シェップは最高~。


 
shepp5_convert_20151212222340.jpg IN MEMORY OF (L+R)

誰が仕掛けたのかチェット・ベイカーとの共演、この二人の組み合わせには期待と不安が入り混じるが、意外としっくり、ビックリです。

どう説得したのか分かりませんが、この二人に会話はあったのかな? 必要最低限のボソボソ話しか想像できませんが、とっても仲良しの会話が交わされていたとしたら...面白ですね、想像するだけで。

この盤も素晴しいです。



最後は番外で、これ。

priSangetta Divine Song (N.P.A.)

ギターのSangeeta Michael Berardiのアルバム、シェップの中では珍しい1枚。
これ隠れ名作です。 こちらで紹介しています。


我ながら大満足の盤選、幅広いシェップが並んだ。
他にも名盤が沢山、この8枚でどうでしょうか。
全ての盤がお勧めですよ

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2016年8月20日最終更新

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