Rolf Kuhn

Rolf KuhnAs Time Goes By ★★★★
Label: Blue Flame 40292 CD
Date: Apr. 1989
Personnel: Rolf Kuhn(cl), Joachim Kuhn(p), Detlev Beier(b)
Music: Film, Spontaneous Construction, When I Fall in Love, Well I Didn't, As Time Goes By, Speed of Speech, Conclusion
Tag: woods_clarinetto


tam.raのレコード・リストには次のクラリネット奏者が載っている。(Dolphyはバスクラで別扱い)
  John Carter
  Buddy De Franco
  Arne Domnerus
  Jimmy Giuffre
  Woody Herman
  Theo Jorgensmann
  Rolf Kuhn
  Aaron Sachs
  Tony Scott
  Putte Wickman
10人という少なさがクラリネットがマイナーな楽器であることを証明している。 この中から好きなミュージシャンを選ぶとジョン・カーター、ロルフ・キューン、そしてジミー・ジュフリーの3人となる。

今日はその中の一人、ロルフ・キューンだ。
数年前に《ROLF KUHN生誕80年アニヴァーサリー・エディション》と銘打って1962年から1978年の作品をデジタルリマスター化した5枚のCDがリリースされたが未だに認知度は低いまま、ジャズ・ファンを自称する皆様耳をかっぽじって聴いて下さい。
 
このアルバムでの圧巻は何といっても20分に及ぶ長尺”Spontaneous Construction”だろう。 タイトルからも分るように3者がグイグイと絡み合って音となって溢れ出し曲となる、アドリブの連続でジャズではあるが現代音楽を聴いているようにも思える。

ロルフ・キューンは昔から上手いのだが歳を重ねるにつれ美しく研ぎ澄まされてきている。 技術重視のクラシックの世界に入っても引けを取らないテクニックの持ち主、クラリネットという地味な楽器の最高峰のプレイヤーがロルフ・キューンなのです。 クラシック・ファンにも聴いて欲しい一人です。



【今日のぶつぶつ】
今日は奥多摩のさらに奥にある山梨県東部の丹波山村までドライブ、先週のNHK番組「キッチンが走る」で自然に近い環境で栽培している舞茸があると聞いたからだ。

あるわけ無いよね。
収穫は村の婆さんが作った饅頭、最後の6個を買占めて帰宅。
疲れました。
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Buddy DeFranco

Buddy DeFrancoKaleidoscope ★★★
Label: Mercury MG20743 LP
Date: Aug. 2-3 1962
Personnel: Buddy DeFranco(cl), Tommy Gumina(accor), John Doling(b), William Mendenhall(dr)
Music: What's New?, Summertime, Now's The Time, Softly, As In A Morning Sunrise, Whisper Not, Fly Me To The Moon (In Other Words), Stella By Starlight, Like Someone In Love, Polly Wants A Tonic, Speak Low
Tag: woods_clarinetto


バディ・デフランコは好みでないが、このレコードのアコーディオン奏者はモダンな演奏をしている。 初めて聞く名前だが、どんな人なのだろうか。

聴きながら書いているが、バディのちょっと古めかしく高音ヒット連発のクラは耳に痛い。
アコーディオンのトミー・グミナを中心に聴くことにする。

本名Thomas Joseph Gumina、1931年米国ウィスコンシン州に生まれ11歳からアコーディオンを始める。 1951年にハリー・ジェイムスに出会い本格的な音楽活動を開始。
主な作品として、Deccaから数枚のリーダ・アルバム、デフランコとのコンビで5枚、ジョー・パスと3枚ほど、他にはSue Raney、Willie Smithなどのアルバムに参加している程度で録音は少ない。
驚いたことにアート・ペッパーの”I'll Remember April”(Trio PAP-25041)に参加、知らなかった。

トミー・グミナはもっと売れて良いミュージシャンだと思うが選んだ楽器が悪かった。 ジャズでは「その他の楽器」扱いされるアコーディオン、この楽器でメジャーになることは至難の業だ。 日本では喉自慢の伴奏者として横森良造氏、そして春風亭小朝似のCobaが思い浮かぶがジャズ界では皆無、世界的にもリシャール・ガリアーノ位しか思い浮かばない。 そこでウェブで検索すると本ブログもリンクして頂いている山帽子さんの≪廃盤ジャズCD倶楽部≫に特集ページがあった。 アコーディオン・ジャズに興味のある方は参考にして下さい。

トミーは”Polytone”というギター・アンプ・メーカーの創設者としても知れらているそうだ。



【今日のぶつぶつ】
2011年6月25日というこの日この時間にブログを書いている。
この日に一緒に生きる家族、友人、知人、恋人、そしてブログの向うで暮らす人達、
永遠の時間の中でこれは奇跡的な出逢い、大事にしなければいけない。

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Bob Keene

Bob KeeneSolo For Seven ★★★
Label: Andex A4001 LP
Date: Unknown
Personel: Bob Keene(cl), Bobby Burgess(tb), Milt Bernhart(tb), Pepper Adams(bs), Bill Hood(bs), Red Norvo(vib), Dick Johnson(p), Paul Moer(p), Red Mitchell(b), Ralph Pena(b), Shelly Manne(dr), Dick Wilson(dr)
Music: I Won't Dance, There'll Never Be Another You, Soft Winds, Solo, Can't We Be Friends, I Hear Music, Once in Love With Amy, Let's Fall in Love, Anna, A Lonesome Cup of Coffee, Faces, Places and Things
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あまり推薦できないレコードについて書くことは気が重い。 だが買ってしまったレコードは紹介するのが本ブログの基本方針、頑張って紹介します。 

Bob Keene、今ではほとんど忘れ去られたミュージシャンだと思う。 1940年代にクラリネット奏者としてスタートし、Benny Goodmanに憧れスウィング系のビッグバンドを率い何枚かの録音を残した。 1957年にはDel-Fiレーベルを立上げRitchie Valensをロックンロールの看板スターに育て上げ大成功を収め、レーベル・オーナー兼プロデューサとなりミュージシャンからは遠ざかってしまった。 名前もKeen(e)からKeaneに改名した。

このレコード、録音日付は分らなかったが上記のバイオからすると1950年代後半と思われる。 アレンジャーにJack Montroseを迎え、モダンなアプローチを試みているのだが、スコアを忠実に演奏しているだけのものが多く物足りない。 そんな中で、A面3曲目”Soft Winds”では、ペッパー・アダムスのソロが小気味良くスウィングしている。 ここでのドラマーはDick WilsonでShelly Mannに負けないブラッシュ・ワークで頑張っている。
タイトル”Solo For Seven”の7人はジャケ写真の7人だと思うが、後ろ向きに寝そべった人もおり分らなかった。(分ったのが、リーダKeene、Pepper Adams、Red Norvo、Red Mitchellの4人だけだ)

最後にAndexレーベル、10枚ほどで消滅したが渋いアルバムを残している。 Andexの中での横綱はArt Pepperが参加している”Mucho Calor”、そして大関がDempsey Wrightの”The Wright Approach”といった所だ。 半世紀も前の録音が古さを感じさせない。



【今日のぶつぶつ】
全く何もしなかった一日、1/29,050日を無駄にしてしまった。(平均寿命79.59歳)

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Buddy De Franco

Buddy De FrancoBorinquin ★★
Label: Sonet SNTF 724 LP
Date: 1975
Personel: Buddy De Franco(cl), Ray Santisi(p), John Chiodini(gu), Mike Richimond(b), Randy Jones(dr)
Music: Boringuin, The Song Is You, Three Summers Ago, Easy living, But Not For Me, Pendulums
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バディ・デフランコのイメージは、太く立派なもみあげとクラリネットの第一人者、長い間ジャズを聴いていますがまともに聴くのは今回が初めて。 ”Cooking the Blues”や”Mr Clarinet”などのVerve盤はジャケットは見るものの聴いたことありません。 数十年前に通っていた渋谷周辺のジャズ喫茶でもかかったことはなかったと思います。

JATPやVerve盤を聴かずにデフランコについでドウだコウだアアだ言えないので、この盤のみに関する感想を述べると、共演のミュージシャンに比べ少し古い感じを受けたことと、演奏が犬の卒倒(注)で面白みと盛り上がりに欠けることだ。

モダン・ジャズの世界で初期のクラリネット奏者を並べると、Buddy De Franco、Jimmy Giuffre、Tony Scottなどが挙げられるが、ここに分け入ったドイツ人を忘れてはいけない。 Rolf Kuhnだ。 Kuhnの初期作品”Streamline”(Vanguard)のライナーを読むと、KuhnこそGoodman以降のGreat Jazz Clarinetistだと書いているが、私も賛成で、フリー・ジャズを除くとKuhnを越えるモダン・クラリネット奏者は今も出ていないと確信しています。
(Buddy De Francoのレコード・レビューの場でKuhnを持上げてしまい、De Francoファンには申し訳ない)

(注)ワン・パターン



【今日のぶつぶつ】
ついに立体テレビの時代に入りつつあるが、私の子供の頃はラジオが楽しみだった。 確か6時ころに放送されていた「少年探偵団」という番組に夢中になっていた。 ラジオの音声という情報から勝手な想像を脹らませ、ドキドキしながら聞いていた。 精緻な情報は想像力を不要とするばかりか、見方を画一化してしまう恐れがあり、技術の進化は良いことだけではなさそうだ。

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John Carter

John CarterCastles Of Ghana ★★★
Label: Grammavision 18.8603.1 LP
Date: Nov. 1985
Personel: John Carter(cl,vo), Terry jenoure(vl,vo), Marty Ehrlich(b-cl,perc), Bobby Bradford(cor), Baikida Carroll(tp,vo), Benny Powell(tb), Richard Davis(b), Andrew Cyrille(dr,perc)
Music: Castles Of Ghana, Evening Prayer, Conversations, The Fallen Prince, Theme Of Desperation, Capture, Postlude
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6月13日に取上げた《Dance of the Love Ghosts》(第3作目)と同じシリーズの第2作目の作品だ。 ベースがRichard Davisに替わり、トランペットにBaikida Carrollが加わった本作品も興味深い。 実力者揃いの豪華メンバー、聴く前から楽しみだ。

John Carterはクラリネットという楽器の持つ制約を取っ払らい自由奔放な演奏が出来る唯一無二の奏者と言っても過言ではない。(音楽観は全く異なるが、もう一方の雄としてRolf Kuhnがいるが) 木管楽器のほんわかした音でモダン・ジャズやフリー・ジャズを演奏するには、金管楽器に比べ遙かに高度なテクニックを要するに違いない。 

このレコードは、A面、B面を通して1つのストーリが作り上げられている。 このように、かなり譜面が書き込まれていると思われる曲に対し、Richard DavisはLeonard Bernsteinなどのシンフォニー・オーケストラでやっていた経験から当然として、Andrew Cyrilleが現代音楽のパーカッションのようで、この人こんな演奏も出来たんだと再認識した。
 
クラとバスクラの壮絶な掛け合い、Marty Ehrlichは大先輩John Carterに真っ向対決の姿勢で立ち向かい気持良い。 もう一人、Baikida Carrollも列の横から割込み三つ巴の乱闘は壮絶だ。

次は一作目《Dauwhe》(Black Saint)を探すことにしよう。 興味を持っている人は少ないと思われるので、安値でゲットできる筈だ。



【今日のぶつぶつ】
箱根の温泉に出掛けた。 6月のこの時期は、5月の連休と夏休みに挟まれた端境期、宿も空いていたようで、頼みもしないのに2ランクほど上の部屋に通してくれた。 ベット・ルーム+十畳ほどの部屋が2つ+四畳ほどの小上がり、それに内風呂と露天風呂の豪華さだ。 トイレも2つ。 少しだけ優雅な気持になり癒されました。

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ジャズを聴いて110年

tam.ra


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2016年8月20日最終更新

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